【指名が気になる社会人選手】パナソニックの153キロ右腕・定本拓真投手

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三重高校で根尾・藤原の大阪桐蔭と真っ向勝負をしてから、関西大・パナソニックと進んだ153キロ右腕・定本拓真投手、これまでプロ志望届を一度も提出していないが、プロへの思いを話した。

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プロ志望をせず社会人まで

定本拓真投手は、三重高校で力のある球を投げる投手として注目され、2018年のセンバツでは大阪桐蔭と対戦し、根尾選手、藤原選手といった黄金チームを相手に延長12回までを投げた。藤原選手にサヨナラ2ベースヒットを浴びて敗れたものの、「あのレベルの打者が詰まったり、タイミングが合っていないのを見て、上のレベルでも勝負できると思えた」と、上のステージを目指すようになった。

しかし、夏に日大三を完封してプロが注目したものの、左膝蓋骨の骨折が判明し、プロ志望をせずに関西大に進学した。関西大では150キロを記録するまで成長したが、「平均球速で言うと145キロ程度。球が速い投手がたくさん出てきて150キロでは勝負できないと思った」と話し、ここでもプロ志望をせずにパナソニックに進んだ。

社会人野球では大学時に痛めていた右膝のリハビリに時間を使ったが、この間に体のメカニックを勉強し、筋力をつけて復帰すると最速は153キロに伸ばし、制球力も良くなったという。

徐々に力と自信を積み上げた定本投手、高校時に打たれた藤原選手に、「今なら打たれない自信がある。もし、甲子園で対戦できたりしたら最高」と話す。プロのステージに進む準備が整い、後はプロ側の意志をドラフト会議で待つ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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