ミキハウスの153キロ右腕・松永遥平投手、巨人ドラフト1位投手のアドバイス受け大学卒3年目でプロ入りへ

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最速153キロの速球を投げるミキハウスの松永遥平投手が、チームで元巨人の桜井投手、高橋投手からアドバイスを受け、大学卒3年目でプロ入りを目指す。

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大学2年まで外野手

松永遥平投手は172cmの右腕投手で体もがっしりとした体型ではないが、最速153キロの速球を投げる投手。鹿児島高校で投手としてプレーしていたが、東亜大では50m6秒を切る俊足で2年まで外野手としてプレーしていた。

大学3年から再び投手に転向し、ミキハウスにも投手で入部し、最速は153キロを記録するものの好調をなかなか維持できずに、大学卒2年目の昨年のドラフト会議では指名はなかった。

今オフは下半身主導のフォームに修正をしている。チームメイトで元巨人のドラフト1位投手、そしてアマチュア担当のスカウトもしていた桜井投手から、「ケツからケツ。それしか意識してない」と下半身の重要性についてアドバイスを受けた。「桜井さんがおっしゃった感覚が分かってきたのは最近で。去年までは試合で投げた次の日には腕と肩に疲労が出て、連投ができなかった。このまま上を意識していてはダメだなと。今は全然、力を入れなくても良い球が行っている感覚があります」と話す。

これにより上の力に頼らずにストレートが走るようになり、公式戦でもそのストレートの威力に手応えを感じている。チームには今年から同じく巨人のドラフト1位投手・高橋優貴投手も加入し投手陣の壁は厚くなったが、松永投手はリリーフとしてその威力ある球を1イニング投げる役割となるが、「少しは先発もやってみたい思いもあります」と話す。

153キロ右腕が大学卒3年目でドラフト会議に指名されるには、その役割を十分果たすことができるか、プロでも即戦力としてその役割を果たせるかということになる。1イニングを完璧に抑える投球を、春から秋まで続けることができれば、昨年の荘司宏太投手(セガサミー)のように指名されるようになるだろう。

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ミキハウス・松永遥平、下半身主導のフォームで確かな手応え 最速153キロ右腕は今季守護神候補 - スポニチ Sponichi Annex 野球
確かな手応えをつかみつつある。最速153キロを誇るミキハウス・松永遥平投手(24)。今オフ、下半身主導の投球フォームを模索していたところ、エースである桜井俊貴からシンプルな言葉でコツを伝えられた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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