Honda・磯貝和賢投手が157キロ記録、トミー・ジョン手術から復活し来秋ドラフト候補へ

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第50回社会人野球日本選手権大会の初戦で28日、Hondaの2年目右腕・磯貝和賢投手(23)が衝撃の社会人野球の全国大会デビューを飾った。昨年5月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今大会が社会人野球公式戦初登板。9回に登板すると、自己最速を大幅に更新する157キロを計測し、1回を無失点に抑えた。横浜DeNAから4位指名を受けた同僚・片山皓心投手も太鼓判を押す剛腕が、来秋のドラフト戦線に名乗りを上げた。

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1年半の苦難乗り越え、復活マウンドで157キロ

衝撃の全国デビューだった。6-0で迎えた9回、3番手としてマウンドに上がった磯貝和賢投手。入社直後の昨年5月にトミー・ジョン手術を受け、1年半にわたる長いリハビリを経て、これが待ちに待った公式戦初登板。その右腕から放たれたボールは、150キロ台を連発し、最速157キロを計測。1イニングを完璧に抑え、圧巻のベールを脱いだ。

多幡雄一監督も「1年半苦しんだので、いい場面を用意しようと思っていた。あれぐらいのスピードは出せる投手」と、そのポテンシャルの高さを改めて評価した。

DeNA4位・片山も太鼓判「もっとやれる」

磯貝投手は中京大時代も150キロを超す速球を投げ、その球の力に注目が集まっていた投手だったが、プロ志望届を提出せずにHondaに入社した。そして入団してすぐにトミージョン手術を受け、2年目のドラフト前に復帰も期待されたが、リハビリを焦らずにドラフト後の11月に復帰した。

同じく左肘の手術を乗り越え、今秋のドラフトでDeNAから4位指名を受けたチームメイトの片山皓心投手も、「もっとやれる投手だと思う」と、復活した2年目右腕の素質に太鼓判を押した。無事に復帰登板で衝撃的な投球を見せ、来秋のドラフトに向けて、これ以上ないアピールとなった。来年の投球が非常に注目される。

磯貝 和賢 プロフィール

  • 氏名:磯貝 和賢(いそがい かずまさ)
  • 所属:Honda
  • 出身:中京大学
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。社会人2年目の本格派右腕。2024年5月にトミー・ジョン手術を受け、2025年10月28日の日本選手権で公式戦初登板。いきなり自己最速を大幅に更新する157キロを計測した。
Hondaのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/28/kiji/20251028s00001003436000c.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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