京滋大学野球リーグでは佛教大が京都学園大から勝ち点を奪い、リーグ優勝を決めた。プロ注目の145km/h左腕、榎本亮投手が5勝を挙げて全国で力を見せる。
145km/hの左腕エース
最終節の京都学園大との決戦、1戦目で先発した榎本亮投手は延長10回を投げて3失点完投勝利をすると、3戦目までもつれ込んだこの日の試合でも9回2失点で完投し、昨年覇者の京都学園大を下して優勝を決めた。
173cmと小柄だが伸びる145km/hの速球はプロも注目している。特に5月5日の成美大との試合で、成美大の150km/h右腕・阿部翔太投手と延長11回を投げ合い、0-0で引き分けとなった試合は、リーグの歴史に残る投手戦と評判になった。
どこが抜け出すか
大学野球選手権では貴重な左腕の候補として注目されそうだ。昨年は京都学園大の左腕・白濱尚貴(現三菱重工広島)が注目されたが結果を残せず社会人に進んだ。
OBでは大野雄大投手(中日:2010年ドラフト1位)や河野秀数投手(北海道日本ハム:2012年ドラフト7位、新日鐵住金広畑)がプロで活躍している。続いていくことができるか、注目したい。
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