九共大・大瀬良大地投手が3回1安打リリーフも敗戦、優勝逃す

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 福岡六大学リーグでは勝てば優勝決定戦となる九共大が九産大に敗れ、優勝を逃した。優勝は福岡工業大。

 0-2とビハインドの6回から3連投となる大瀬良大地投手が登板し、3イニングを1安打無失点に抑えた。しかし九共大は7回に1点を返したものの、九産大の1年生コンビ、温水賀一投手、森川祐至投手などに1点に抑えられ、優勝を逃した。

 九共大は6年連続で大学選手権に出場しており、昨年までの3年間は大瀬良投手が大車輪の活躍で出場に貢献してきた。しかし今季は、昨年まで2枚看板として活躍した川満寛弥投手(2012年千葉ロッテドラフト2位)が抜けたほか、捕手の対馬和樹選手が左手の骨折で離脱、大瀬良投手も肩の調子が良くなく、自らが4年生で主将となったシーズンで優勝を逃すという厳しい結果となってしまった。

 今季は194球を投げて敗れたり、202球を投げて引き分けとなったりと、獅子奮迅の活躍をしたといってよい。しかし肩の張りから復活してすぐにそれだけの登板をしたことが、逆にスカウトなどに不安材料として与える事になるかもしれない。

 夏は肩の状態を良くして、最後の秋は明治神宮で笑って、そしてドラフト会議で1位指名を受けて欲しい。昨年までの投球ができれば、断トツの1位候補なのだから。

 一方、九産大は昨年プロから注目された都城商の温水賀一投手が先発して7回1/3を5安打7奪三振1失点、熊本商の森川祐至投手は満塁の場面でリリーフしピンチを切り抜けると1回2/3をノーヒットに抑えた。二人とも2016年のドラフト候補として、九産大の黄金時代を担う投手となりそうだ。

「背負いすぎた」主将・大瀬良が涙  - 西日本スポーツ:2013/5/28

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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