早稲田大のドラフト1位候補・有原航平投手、中村奨吾投手がアメリカキャンプに向けて会見

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 早稲田大がロサンゼルスで行うキャンプに出発する。ドラフト1位候補の有原航平投手が会見したほか、岡村猛監督は部員の中から20人を厳選し、吉永健太朗投手などはメンバーから外れている。

 

UCLAなど3試合予定

 既に伝えられている通り、3月7日までロサンゼルスでキャンプが行われ、ドジャースタジアムなどでも練習や試合が行われる。中でも南カリフォルニア大や、カリフォルニア大サンタバーバラ校(UCSB)、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)との練習試合が組まれており、有原航平投手は昨年の日米大学野球メンバーには選出されておらず、「はやくアメリカの学生とやりたい気持ちが強いです」と話し、「力のある打者に直球で勝負したい」と最速156km/hの速球を試すことになる。

 UCLAは2011年にゲリット・コール投手が全米ドラフト1位でパイレーツに指名され、ドラフトでは史上最高となる800万ドルで契約して話題となった。2013年シーズンには100マイルを超すストレートで10勝を記録している。他にも昨年ヤンキースからドラフト2位で指名された加藤豪将選手も指名されない場合はUCLA入りが有力視されていた。

 

厳選メンバー

 早稲田大の野球部はホームページに掲載されているだけで92人いる。その中で岡村監督は「しっかり調整できた者を連れて行く」と話し、20人を厳選した。有原航平投手や中村奨吾選手など今年のドラフト1位候補はメンバー入りしたが、来年のドラフト候補、吉永健太朗投手や小野田俊介選手がメンバーから外れるなど厳しいものとなった。

 また岡村監督は「楽しみな新入生も入ってくるし、競争はますます激しくなる」と話した。1年生では済々黌高校で甲子園でも好投を見せた大竹耕太郎投手、東邦で投打で活躍を見せた三倉進投手、広陵で捕手ながら投げても150km/hを記録した柳沢一輝選手などが入部する。特に大型左腕の大竹投手には期待がかかる。

 甲子園優勝投手の吉永健太朗投手は来年のドラフト1位候補ではあるが、昨年は高校時代、1年生の時の疲れが出たのか、春は先発から外れ、秋は先発に戻ったものの2勝4敗に終わった。来年のドラフト会議の為にも今年は大切な1年となるが、また一つずつ積み重ねて行ってほしい。

 

 

 岡村猛監督(58)は、20人に厳選したメンバーについて「しっかり調整できた者を連れて行く。楽しみな新入生も入ってくるし、競争はますます激しくなる」とサバイバルを予告した。

 練習試合は地元の大学生と3試合を予定しており、今秋のドラフト1位候補・有原航平投手(3年)は「はやくアメリカの学生とやりたい気持ちが強いです」。同じくプロ注目の中村奨吾内野手(3年)も「米国選手のスピード、パワーに負けないようにしたい」と意気込んでいた。

 今秋ドラフト候補の最速156キロ右腕・有原は「力のある打者に直球で勝負したい」と意気込んだ。ただし、英会話は「全然駄目です…。英会話教材を飛行機の中で聞こうかな」と苦笑い。現在は週2~3回、1回に80球ほど投げ込み「状態は良い。楽しみ」と話した。

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