駒大・江越大賀選手が3試合連続マルチ安打、6球団スカウトが注目

駒沢大, 江越大賀

 駒澤大の江越大賀選手が、ドラフト直前の秋季リーグでようやく開花し、視察したスカウトを喜ばせた。千葉ロッテのスカウトは「ドラフト上位候補」と評価した。

抜群の身体能力も

 江越大賀選手は、リーグ戦ではこれまで打率3割を超えたことが無い。それでも年初の時点で多くの球団が上位候補として名前を挙げていたのには、抜群の身体能力があるからだった。181cmのがっしりした体だが50mで5秒台を記録し、遠投120mの強肩で矢のような送球を見せる。

 それでも大学3年春までは打率は2割台前半と、鋭いスイングがありながらも三振の多いバッティングだったが、昨年秋は打率.279に3本塁打を記録し、高校通算26本塁打の長打力の実力いよいよ開花かと期待をさせた。しかし今年の春はホームラン0本に打率.184と低迷した。

 この日は3回1アウト1,3塁の場面で右打席に入ると、右中間を割る2点タイムリー2ベースヒットを放ち勝利打点を記録、3打数2安打2打点で3試合連続のマルチヒットを記録した。これで今季は24打数8安打の打率.333、1本塁打となった。

 

6球団スカウト絶賛

 スカウトも待ち望んでいた。この日は6球団のスカウトが視察し、千葉ロッテ・松本尚樹編成統括は「タイミングのとり方がうまくなった」と評価する。また広島・苑田スカウト統括部長は「巨人の長野みたいになれる選手」と話すと、巨人の山下スカウト部長も「ウチの長野タイプかな。身体能力は高いし、楽しみ」と話した。

 埼玉西武の奥園編成部長は「ああいう打撃ができれば大丈夫。身体能力はずば抜けているんだから」と、ようやく開花した江越選手を高く評価した。

 2012年のドラフト会議では同じ駒澤大の内野手・白崎浩之選手がドラフト1位指名をされている。チームの3番を打てる選手として注目されている江越大賀選手も、ドラフト2位前後での指名となりそうだ。

 駒大の江越が完全復調だ。1点を追う3回、敵失で同点としてなおも1死一、三塁から右中間へ勝ち越しの2点適時二塁打。「内角を、うまく腕を畳んで打てた」と喜んだ。今月中にもプロ志望届を提出する方向で、ロッテ・松本尚樹編成統括は「タイミングのとり方がうまくなった」と評価する。24日からは同じ勝ち点2の中大と対戦。「優勝するためにはしっかり打たないと」と気を引き締めた。

 俊足、強肩はすでに折り紙付き。そこに好打が加わり、「ウチの長野タイプかな。身体能力は高いし、楽しみ」と巨人・山下スカウト部長。ドラフト上位候補としても“復活”だ。

  指揮官は「感じをつかめてきて、積極性が出てきている」と目を細めた。広島・苑田スカウト統括部長は「巨人の長野みたいになれる選手」と評価した。

 この日も6球団のスカウトが視察。西武の奥薗編成部部長は「ああいう打撃ができれば大丈夫。身体能力はズバ抜けているんだから」と話した。


PAGE TOP