法大・石田健大投手が7回1失点も2敗目、大学生の上級生での伸び悩み

大学野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 東京六大学の法政大vs立教大の試合は、立教大の澤田圭佑投手が3安打完封し勝利した。法大のドラフト候補・石田健大投手は7回を投げて4安打6奪三振と好投も2敗目となった。

ドラフト候補左腕

 法大のドラフト候補・石田健大投手は、球速を130km/h中盤くらいに落とし、コントロールを重視した投球を見せる。この日も変化球を織り交ぜて7回4安打6奪三振で1失点と好投を見せた。しかし、3年時まではプロもドラフト上位候補に挙げていた投手で、球速も140km/h中盤を投げる投手だったが、その力強いピッチングはあまり見られない。

 この日は立教大の澤田圭佑投手が完封し0-1で敗戦、試合後に石田投手は「澤田の方が上だった。仕方無いです」と話し、「今日は自分なりに球は行っていた。楽しむ気持ちで投げられた」と話した。

 試合に負けて「楽しむ気持ちで投げられた」というコメントは個人的には悪くないと思っている。しかし、「澤田の方が上だった。」と素直に認めてしまうのは、やや残念に思える。内心では思っているだろうが、悔しさを表現して欲しかった。

 

指名があるか

 もちろん高校時代から大学2年時までの実績もあるし、140km/h中盤を投げる左腕投手という事もあり、評価は自然に上がる。しかし現時点のピッチングでいうと、他に投げている大学生投手に比べて良い投手ではあるが、ドラフト上位に入ってくる投手には見えない。

 大学1,2年時の球のキレを見て期待していたが、残念だが東浜巨投手や斎藤佑樹投手、島袋洋奨投手などと同じく、上級生になって伸び悩んだと言わざるを得ない。

 コメントを聞いていると、「プロ入りを志望するのか」と思う事もあり、そういう点で気になる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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