東京六大学は早稲田大が優勝逃す、有原航平投手好投も

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 東京六大学の早慶戦は慶応大が早稲田大に5-4で勝利し1勝1敗となった。この時点で早稲田大の優勝も無くなった。有原航平投手は春に続きあと一歩で優勝に手が届かなかった。

4回5安打1失点

 有原航平投手はこの日は前日に続きリリーフで登板した。1-4と劣勢の5回から登板すると、前日同様に肘の痛みがありそうな投げ方で4回を投げて5安打を許した。しかしストレートは147km/hを記録し、カーブ、チェンジアップを駆使して1失点に抑えた。

 しかしチームは9回に2点を返し、8回に奪われたこの1点が響いて敗れ優勝を逃した。右肘を痛めている中で今季初の連投し意気込みを見せたが、思いは届かなかった。

 

優勝との縁

 春に続きあと一歩で優勝を逃した。ドラフト会議で4球団競合するなど大学では飛び抜けた実力を持っている。大学では2012年にチームが優勝しているが、吉永健太朗投手がフル回転しての優勝で、有原投手は1勝2敗、防御率5.50と優勝に貢献したとはいえない。

 春は充実し5勝を挙げたものの優勝のかかる早慶戦の初戦を落として優勝を逃し、秋は故障により4試合の登板に終わった。高校時代も3年生のセンバツではベスト4進出、夏は調子を崩し、甲子園では好投したものの初戦で敗れている。

 ものすごい力を持っている。後は優勝との縁がつながればいい。北海道日本ハムでは優勝に縁がある早稲田の先輩・斎藤佑樹投手がいる。プロで優勝の縁をつないでほしい。

 目標としていた「早慶戦での勝ち点を取る事」を目指して大学最後の登板があるかもしれない。今の状態では投げない方が良いと思うが、「明日勝って卒業したい」と意気込みを見せた。

 前日2日の1回戦と同様に緩急を使った投球。この日の直球の最速は147キロ。今季は右肘に違和感を訴えて調整が遅れ、登板は4試合にとどまり、連投はこの日が初めてだった。岡村監督は「コンディションが万全でない中、厳しい場面で登板してくれた」とエースをかばった。

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