東都大学リーグ、国学院大は2年生の山岡就也投手がリーグ戦初先発し、6回を3安打1失点に抑えて初勝利を挙げた。打っても2年生の工藤陽平選手が4打数3安打3打点の活躍を見せた。
2年生が活躍
国学院大が亜細亜大に連勝し勝ち点を挙げた。先発したのは2年生の山岡就也投手、広島新庄高校時代に甲子園でも登板しドrふと候補として注目された左腕投手で、リーグ戦はこの日は初登板、初先発だった。
1回表に味方が4点を奪ったその裏、大きなカーブを軸に投げるもののストレートが甘く1失点をしてしまう。しかし2回以降はストレートがインコース、アウトコースに決まるようになると、6回まで投げて3安打2奪三振、4つの四死球を与えたが自責点は0で初勝利を挙げた。
ストレートは135キロ前後だったが、高校時代は最速144キロを記録しており、これから思い切り腕を振って制球ができるようになれば楽しみな投手。まずはその一歩目となった。
また初回の得点は5番DHで入った同じく2年生の工藤陽平選手の3点タイムリー3ベースヒットによるもの。工藤選手は前橋育英高校で高橋光成投手とともに夏の甲子園で優勝したメンバー、1番センターとしてチームを引っ張った。その工藤選手は昨年1試合に先発出場をしたものの、守備でミスを連発しすぐに交代させられ打席には立てなかった。この日のリーグ戦初打席、初ヒットが3点タイムリー3ベースとなった。
工藤選手はその後も2安打を放ち4打数3安打3打点の大活躍を見せた。2年生が活躍した国学院大が連勝スタートを切った。
昨年10月6日の専大1回戦でリーグ戦初先発したが、左翼の守備でミスを連発して序盤で交代させられた。屈辱をバネに、冬場に「人生で一番(バットを)振った」と持ち味の打撃を強化。オープン戦から5番を任された。開幕直前に受けた左膝死球の影響で前日の1回戦は不出場。今季初打席での大仕事に、鳥山泰孝監督は「バットコントロールとパワーを兼ね備えている」と話した。
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