神奈川大・濱口遥大投手が149キロ11奪三振完封、オリックス、ソフトバンク、中日が視察

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神奈川大の150キロ左腕・濱口遥大投手が完封勝利を挙げ、視察した。オリックス、ソフトバンク、中日のスカウトに大きくアピール、プロ入りへの強い思いを話した。

最速149キロ

濱口投手はこの日、ストレートは149キロを記録、序盤から飛ばして3回には足がつったもののそぶりを見せずに9回まで投げ切り、9回4安打11奪三振2四死球で完封した。

濱口投手は左から150キロの力のある速球を投げ、大学2年時には大学野球選手権で決勝進出を果たすなど注目をされていた。侍ジャパン大学代表にも昨年メンバー入りし、貴重な左の先発候補として入っていたが、創価大・田中正義投手が大ブレークをしたNPBとの壮行試合では、先発したものの2回で7安打を浴び2失点、田中投手のような大ブレークのチャンスを逃してしまう。

それでも左でこれだけの力のある球を投げ、また先発して安定して投げ切れる投手は少なく、プロも注目をしている。この日は福岡ソフトバンク、オリックス、中日のスカウトが視察に訪れたが、オリックスの中川スカウトグループ長は「力で勝負できる左投手は少ない。石井弘寿のようなタイプ」と、プロでリリーフとして150キロを超す速球で抑えていた石井弘投手と比較をしていた。そして、ドラフト1位についても「十分にあり得る」と話した。

プロへの強い思い

濱口投手は今年について、「プロに行くためには、何とか勝っているようじゃダメ。圧倒的な結果を残したい」と話し、防御率0.00で1年間を終えることを目標にしている。この日の相手はやや力に差がある横浜国大だったが、桐蔭横浜大、関東学院大、横浜商大といった神奈川大学リーグの強豪と対戦して0.00を達成したら、ドラフト1位は間違いない所まで行きそうだ。

大学生右腕が輝く今年のドラフト候補で、一人輝く速球派左腕の濱口投手、「左が不足しながらも田中正義投手も外せない」と考えている球団は、最終的に1位指名を迷う事になるかもしれない。

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視察したソフトバンク、オリックス、中日のスカウトは150キロ左腕に目を見張った。オリックス・中川スカウトグループ長は「力で勝負できる左投手は少ない。石井弘寿(現ヤクルト2軍投手コーチ)のようなタイプ」と称賛。今秋ドラフト1位の12人の中に入る可能性も「十分にあり得る」とうなずいた。

浜口は「プロにいくなら、何とか勝っているようではだめだと思います。難しいことをあえて言うのなら、防御率0・00でいきたい。失点をしないことを目標にしたいです」と言い切った。

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