大学野球選手権の注目野手は?

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

明日開幕する大学野球選手権、ドラフト候補として注目される野手を紹介します。

ドラフト上位候補

野手では中京学院の吉川尚輝選手が特に注目されるだろう。毎試合のように10球団前後のスカウトが視察をしており、50人近くが集まった試合もある。その中で定評の守備や足はもちろん、打撃でも打率.490、リーグ通算116安打を記録するなど評価は非常に高まっている。即戦力遊撃手として各球団も見ており、あとは全国の舞台でどれだけのプレーができるかというところだろう。

今大会でドラフト上位候補といえるのは、今のところ吉川選手のみ言えそうだ。

ドラフト候補

富士大の浜田祥伍選手はセカンドでベストナインを獲得、1年生春から出場しショートで2回のベストナインに選ばれている。身長は170cm前半で体もそれほど大きくないがパンチ力があるバットを振り切る力がある。また高校時代の通算30本を超える豪快なホームランを打ちプロから注目されていた手登根祥選手も最終年を迎えた。上級生になるにつれ名前が聞かれなくなってしまっているが、最後の大学野球選手権で活躍を見せたい。

東北福祉大は4年生の浅沼佑亮外野手が打率.455で首位打者、また3年生の遊撃手・楠本泰史選手が3本塁打に打率.438、11打点を挙げている。二人とも180cm以上の体もあり注目される。また捕手では長坂拳弥選手の名前が挙がる。健大高崎時代に甲子園でもホームランを放つなど長打力のある選手として注目され、今年の大学生捕手のドラフト候補でも必ず名前が挙がる選手だが、決めてとなるプレーを全国の舞台で見せてほしい。

東日本国際大は二橋大地選手がリーグ戦MVPを獲得した。3本塁打に11打点を挙げ、打率も.313を残した。二橋選手といえば盛岡大付時代に、160キロを記録した花巻東・大谷翔平選手から3ランホームランを放ち話題となったが、大学でもリーグを代表する打者に成長した。

上武大は昨年の大学野球選手権で九産大の高良一輝選手などから2本塁打を放った山本兼三選手がMVPを獲得し、長沢壮徒外野手も強打を見せる。また今季は調子が良くなさそうだったが、リードオフマンとしてチームを引っ張り続ける鳥巣誉議選手は来年のドラフト注目選手となりそうだ。

共栄大は伊藤ヴィットル選手が9盗塁を記録するなど足を見せる。

明治大は春のリーグ戦5本塁打で捕手としても成長している牛島将太選手と3番で3本塁打の佐野恵太選手は破壊力がある。1番の3年生・竹村春樹選手は足もあり高校時代から注目されている選手で、もう少しアベレージを上げてほしい。

亜細亜大学は大阪桐蔭で春夏連覇の主将・水本弦選手を中心に好選手がそろうものの目立った選手はいない。1年生からレギュラーとして活躍している正随優弥選手などが注目される。

京都産業大は捕手の福山大貴選手がMVPを獲得、打率.367に10打点が光り、捕手としても下級生の投手を巧みにリードした。

関西国際大は1年生の平野晴也選手がショートでいきなりベストナインを獲得、関西高校時代からセンスの良さに注目されていた。また昨年秋に.467で首位打者となりサードでベストナインに輝いた上田哲平選手は、今季はファーストを守り再びベストナインとなった。打撃に注目。

奈良学園大は、ショートでベストナインを獲得した宮本丈選手が181cmの大型遊撃手で、抜群の足とコンパクトにヒットを打ち分ける打撃なども注目される。また京都共栄出身の184cmの1年生・菅田大介選手も外野手でベストナインを獲得し注目。

九州国際大は社会人から大学に入り、1年時から大活躍を見せた宮城知秀選手がいる。今季は不調なのか結果を残せていないが、1年生春に4本塁打を放ち、また100m11秒台の記録を持つなど足もある。

九州産業大の2年生・岩城駿也選手は、優勝をかけた九共大との試合で2試合連続ホームランを放ち、打率も.478でリーグ2位の活躍を見せた。

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