首都大学リーグの筑波大vs城西大の試合で、筑波大の木部拓実投手が自己最速となる153キロを記録した。プロ志望届は提出せず社会人に進み、将来プロを目指す。
腰椎分離症とヘルニアから復活
木部拓実投手は帝京高校時代に148キロ右腕として注目され、大学でも1年生の春にいきなり152キロを記録しドラフト候補として期待された。しかし2年時より腰椎分離症とヘルニアを発症し、登板期間もあまりなく4年生春も登板できずにラストシーズンを迎えていた。
この日は9回から3番手として昨年10月3日以来、約1年ぶりのマウンドに上ると、自己最速を更新する153キロを記録、3者凡退に抑えて最後の打者は切れ味抜群のカットボールで三振を奪った。木部投手は「思い切って腕を振ることだけ考えた。今日は調子が良かった。自信になりました」と話した。
木部投手はプロ志望届は提出せずに社会人に進む予定。社会人で実績を作って将来のプロ入りを目指す。2年後には大谷翔平・藤浪晋太郎世代の大物として注目投手になっているかもしれない。
9回から3番手として登板。約1年ぶりのリーグ戦のマウンドで自己最速を1キロ更新し、スタンドを沸かせた。最後の打者は切れ味抜群のカットボールで三振。3者凡退で試合を終わらせた。
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