大学野球選手権、東北3リーグの注目3選手

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6月5日に開幕する大学野球選手権、東北3リーグから出場する富士大、東北福祉大、石巻専修大にも注目選手がいる。

富士大

3年生の佐藤龍世選手は、この春、打率.500、3本塁打で2冠、打点も10を挙げている。北海高校時代に打撃の中心選手として、素晴らしいバットコントロールや技術を見せていたが、大学でもその素質を見せ始めた。

昨年までは85kgの体重があったが、3年生となりプロ入りに向けて「ただ野球だけやっていればいい学年じゃない」と81kgまで減量し、「体のキレが出てきた。今までにないぐらい自立して野球に取り組めた」と、シーズン前には手応えをすでに感じていたという。

この大学野球選手権で活躍し、来年のドラフト候補のリストに加わりたい。

東北福祉大

今年のドラフト候補に名前が挙がる楠本泰史選手は、この春は打率.417で首位打者に輝き、ベストナイン・MVPも獲得している。

昨年までは内野手としてショートでプレー、また侍ジャパン大学代表でも内野手として出場しサードなどを守った。しかし今年からは強肩を生かすためセンターに転向している。

ドラフト候補として見ると、このポジションなら、という感じではなく、ユーティリティー的な所も評価ポイントとなりそうだが、打撃も守備も器用なだけに、特徴をアピールできるかどうかとなってきそうだ。

石巻専修大

2年生エースの菅野一樹投手は180cmから145キロを投げる右腕投手。試合では球速は130キロ中盤から後半くらいのストレートに、130キロ前半のツーシームを操り、キレの良い球と抜群のコントロールが武器。今季は5勝0敗でチームを大学野球選手権出場に導く活躍を見せた。

2年生春のシーズンにもかかわらず、すでにリーグ通算13勝を挙げており、「リーグで30勝してプロに行く」とプロ入りを公言しているという。

大学野球選手権ではインパクトを与える投球を見せたい。「完封できるイメージはある。全国で思い切り暴れたい」と話した。

2017年度-北東北大学リーグのドラフト候補リスト

2017年度-仙台六大学リーグのドラフト候補リスト

2017年度-南東北大学リーグのドラフト候補リスト

自身の夢のプロ入りに向け「ただ野球だけやっていればいい学年じゃない」と、食生活から見直した。冬場に筋力トレーニングで鍛えた85キロの体を、今春から炭水化物を絶って81キロまで減量。

今春から強肩を生かすため、遊撃手から中堅手に転向。開幕2戦で5安打を放ち波に乗った。途中調子を落とす試合もあったが「自分だけの結果を意識しすぎていた」とチーム打撃を再徹底し復調。

現在、13勝まで積み上げた菅野は常々「リーグで30勝してプロに行く」と公言してきた。全国で活躍すれば、おのずとプロへの道は開ける。5日の共栄大(東京新大学)との1回戦に向け「完封できるイメージはある。全国で思い切り暴れたい」と宣言した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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