富士大vs立教大の試合は、6-2で立教大が勝利した。立教大の熊谷敬宥主将と富士大の小林遼主将は共に仙台育英出身で、甲子園にも出場していた。
2013年夏の甲子園
まず2013年の夏の甲子園を振り返る。この大会は高橋光成投手の前橋育英が優勝した大会だが、1回戦でセンバツ覇者の浦和学院と優勝候補にも上がっていた仙台育英が対戦し、11-10で仙台育英が大激戦を制した。
この時の仙台育英の打順は
1 遊 熊谷敬宥 →立教大主将
2 二 菊名裕貴 →東北福祉大主将
3 左 長谷川寛 →早稲田大
4 中 上林誠知 →福岡ソフトバンク
5 一 水間俊樹 →東北学院大
6 捕 小林遼 →富士大主将
7 右 川島祐太 →大東文化大
8 三 加藤尚也 →大東文化大
となっており、投手も今年のドラフト上位候補で仙台大の馬場皐輔投手などがいた。熊谷選手、菊名選手、小林選手が主将として、この大学野球選手権に出場をしていた。
熊谷vs小林
主将同士での対戦となったこの日、熊谷選手は打席に入るたびに小林捕手に話しかけてきたという。しかし小林選手は「絶対に打たれないように心掛け、四死球で出しても武器である足を使わせないようにしたい」と話し、熊谷選手を3打数ノーヒット、2つの四死球で出塁を許したが盗塁はさせなかった。
この日は立教大のプロ注目・笠松悠哉選手のタイムリー2ベースなどで立教大が勝利した。小林選手は6番で出場し4打数1安打1三振に終わった。「楽しい時間だった」と小林選手は話した。
二人は共に侍ジャパン大学代表に選出されており、日米大学野球、ユニバーシアードは再びチームメイトとして戦う。
一足先にプロで活躍する上林選手を、仙台育英のチームメイト達が追いかける。馬場投手、小林捕手は今年のドラフト会議で指名されそうだ。
熊谷は打席に入るたびに捕手の小林に話しかけてきたという。「絶対打たれないように心がけ、四死球で出しても彼の武器である足を使わせないようにした」と小林。
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