今年のドラフト候補左腕、法政大の鈴木昭汰投手が、東京六大学リーグの東大戦で登板し、6回3安打11奪三振、無失点の好投を見せた。
148キロ記録
鈴木昭汰投手はこの日、ストレートは148キロを記録、得意のスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、毎回の11三振を奪った。「序盤真っすぐが走っていたので押せたのが良かった」と話した。
中盤からは球速が140キロ台前半に落ちるなど、暑さや疲れによる影響も出たが、6回まで3安打無失点と粘りを見せた。青木久典監督は「エースとしてよく投げてくれた」と粘りの投球を評価した。
この日、視察をした東北楽天の後関スカウト部長は「高校よりスピードは上がっている」と評価した。
鈴木投手は中学時代にU15代表のエースを務め、高校時代には、木更津総合で投げていた早川隆久投手(早稲田大)などと、関東屈指の左腕として注目されていた。
常総学院時代も1年生の時から、キレのある130キロ台中盤から後半のストレートと変化球を投げ、甲子園にも出場をしていたが、大学ではこれまで3年間は1勝2敗にとどまっていた。
スタミナ面など課題はあるものの、球速もプロの舞台でも十分のところに入ってきており、ドラフト会議で指名がありそうだ。DeNAの濱口投手のような投球が期待される。
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この日の最速は148キロ。リーグ戦は2勝目で青木久典監督は「エースとしてよく投げてくれた」とねぎらった。視察した楽天の後関昌彦スカウト部長も「高校(常総学院)よりスピードは上がっている」と評価していた。
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