国立大・京都工芸繊維大学の145キロ右腕・河野翔太投手は、巨人・オリックスの入団テストを受験

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国立大の京都工芸繊維大の145キロ右腕・河野翔太投手が、巨人・オリックスの入団テストを受験する事が分かった。

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1浪で入学し、2年春前に野球部に入部

河野翔太投手は中学時は意岐部ボーイズでプレー、四条畷高校では2番手投手としてプレーしていたが、それほど目立った投手ではなかった。その後、一浪して国立大の京都工芸繊維大に入学すると、1年時はタイへ留学をするなどし、野球部に入ったのは約1年経った2月の事だった。

しかし、2年春のリーグ戦ではチームの主力となる。京都工芸繊維大は1950年から京滋リーグに所属しているが、学校内のグラウンドは狭く、昨秋からはフリー打撃、ティー打撃、外野ノックも禁止されているという。チームはリーグ2部に所属するが、2003年に優勝して以降は低迷をしている。

河野投手は内野手として出場しながら、投手としても登板し、チームを支えてきた。そして今年春の新型コロナウイルスの影響による活動自粛期間中に、「4月までは就活もしていたが、あと1、2年野球で勝負してみたい」と野球で挑戦をする腹を決めると、トレーニングジムに毎日通い、投球練習を本格的に続けた。その成果が出て、8月には145キロを記録し球速が3キロUP、球の回転数も2370回転を記録したという。

9月4日にプロ志望届を提出しており、今後は、巨人やオリックスの入団テストを受験する。また独立リーグのトライアウトにも参加し、「野球で勝負してみたい。先は見えないので不安ですが、奇跡を起こしたい」と話す。

まずは、145キロ右腕が自分の実力をしっかりと見せられることを期待したい。

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肩の故障もなく本格的に鍛えれば、伸びる素材だ。9月4日にプロ志望届を提出。今後、巨人やオリックスが公募する入団テストを受験する。NPBだけでなく独立リーグも受験するつもりだ。大学では情報工学課程を学ぶが「野球で勝負してみたい。先は見えないので不安ですが、奇跡を起こしたい」。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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