京都先端科学大で、二塁まで1.7秒台の送球を見せる喜多隆介選手のリーグ最終戦に、中日・オリックスのスカウトが視察した。
ピッチャーを引っ張る力を持っている
京滋大学リーグのプレーオフとなったこの日の佛教大vs京都先端科学大、試合は京都先端科学大の山本翔希投手が11回まで4安打無失点に抑える好投を見せたものの、0-0のまま12回のタイブレークに突入する。
12回表に山本投手が2点を許し、その裏に京都先端科学大は、喜多隆介捕手のタイムリーヒットで1点を返したものの、あと1点が奪えず1-2で敗れて優勝を逃した。
京都先端科学大は元プロの中島輝士監督が率いているが、この日、5打数1安打だった喜多選手について「全然ダメだね。でも、楽しみな選手。まずはスタートラインに立たせてあげたい」と話し、ドラフト会議で指名されることを願った。
この日は中日、オリックスのスカウトが視察、オリックスの乾スカウトは、「点を取られてもおかしくない状況でも、0に抑えた。ピッチャーを引っ張る力をもっている」と評価をした。
喜多選手は「結果はどうであれそれが実力。プロに指名されたらマスクをかぶれば勝たせる捕手、応援される選手になりたい」と話し、26日のドラフト会議の指名を待つ。

この日、5打数1安打の喜多について指揮官は「全然ダメだね。でも、楽しみな選手。まずは(プロの)スタートラインに立たせてあげたい」とスカウト経験を持つ鋭い目に期待がにじんだ。この日はオリックスと中日の2球団が視察。オリックスの乾絵美スカウトは、捕手としての能力に注目し「点を取られてもおかしくない状況でも、0に抑えた。ピッチャーを引っ張る力をもっている」と評価した。
だが、落ち込んでいる暇はない。この日はオリックス、中日のスカウトが視察。26日のドラフト会議を1週間後に控え「この秋は自分ができることをしてきたが、自分の実力不足の部分もあったので、明日休んでまたあさってから練習します」と自然体で迎える構えだ。「結果はどうであれそれが実力。プロに指名されたらマスクをかぶれば勝たせる捕手、応援される選手になりたい」
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