国学院大が今年の練習を終えた。新主将の古江空知選手は、東都リーグ3連覇を力強く語った。
外野手として実績は少なく
国学院大は12月15日に古江空知選手の来年の新主将を発表した。古江選手は大分商時代に投手として140キロを記録する球を投げていたが、大学では2年生までにリーグ戦の出場ができなかった。
50m5.9秒の足があり、今年春から外野手に転向をする。そして9月27日の駒大1回戦で代走としてリーグ戦に初出場をした。実績が少ない中で新主将に選ばれ、人望の厚さが伺えるが、「足を絡めたり、小技だったり、チームのためになるような仕事が出来るようにしたい」と話す。
その古江選手が主将になる国学院大は、今年は春・秋の東都リーグの連覇を達成した。山本ダンテ武蔵選手、川村啓真選手、瀬戸成一郎選手に、捕手の福永奨選手が中心となり、圧倒的な打力を誇っての連覇だった。来年はこれらの選手たちが抜け、スタイルも大きく変わったチームになる可能性もある。
古江選手はまずスタメンに名を連ねることを目指す。そして主将として3連覇を目指すが、「ひとりの人として、そしてチームでの取り組み。全てにおいて日本一を目指し、取るべくして日本一を取りたい」と今年とれなかった日本一を目指す。

個人としては、9月27日の駒大1回戦で代走としてリーグ戦初出場。現在はライトのポジションで練習に励んでいる。「足を絡めたり、小技だったり、チームのためになるような仕事が出来るようにしたい」と古江。故郷の大分で開催される来春のリーグ戦の開幕戦で、スタメンに名を連ねることが当面の目標だ。

投手として入学したが、50メートル走5秒9の足を生かすため今春リーグ戦後に外野手に転向。秋季リーグでは主に代走としてベンチ入りした。今オフは打撃力向上のためバットを振り込む。

コメント