星槎道都大の3年生150キロコンビが完封リレー、日本ハムスカウト「来年の候補になってくる」

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札幌六大学が開幕し、星槎道都大が北海学園大に5−0で快勝、ともに3年生で150キロを超す球を投げる左腕・滝田一希投手と右腕・伊東佳希投手が完封リレーを決めた。

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日本ハムスカウト評価

滝田一希投手は183cm77kgの大型左腕投手で、今月釧路で行われたタンチョウリーグでソフトバンク3軍を相手に6回2安打10奪三振で無失点に抑える好投を見せ、最速151キロを記録した。「自信になった」と話す。

その滝田投手がこの日、札幌六大学リーグの開幕戦に先発すると、6回3安打9奪三振で無失点に抑え、「今までで一番よかった」と話す投球を見せた。また、7回からは150キロ右腕の伊東佳希投手が登板し3回を無失点に抑えた。

滝田投手は6人兄弟の母子家庭で、母親が一人で育てていた。寿都高卒業時は就職を考えていたが、母親が進学をさせてくれたという。その母親が今年5月に心筋梗塞でなくなると、「朝から夜までずっと働いてくれていた。もう野球どころじゃなかった」と話し春のリーグ戦は2試合離脱をしたが、チームメイトなどの支えもあり「下を向いていては、母が落ち込むだけ」と復帰した。「一日一日、母のために練習してきた」と話す。

この日の試合には複数のプロ球団のスカウトが視察に訪れていた。その中で北海道日本ハムの白井スカウトは「来年の候補に十分なってくるし、これからもっと良くなる」と評価した。

滝田投手は「神宮は最低ライン。圧倒的な力で勝たないといけない。自分たちが4年生を引っ張っていきたい」と話した。150キロを投げる大型左腕投手として来年のドラフト候補として高い注目度となる事は間違いなさそうだ。

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地を這(は)うような直球が外角低めに吸い込まれた。1―0の5回2死、フルカウント。星槎道都大・滝田はこの日最速147キロで左打者を見逃し三振に斬った。NPBのスカウト陣も熱視線を送る中、開幕戦で6回被安打3、9奪三振無失点。「今までで一番よかった」とベストピッチでのリーグ通算2勝目に納得の表情を浮かべた。

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