天理大の友杉篤輝選手を巨人の岸スカウトが視察し、打撃や守備について評価をした。
即戦力遊撃手
この日は優勝を描けた関西国際大との対戦に、友杉篤輝選手は3番ショートで出場し、初回にライト前ヒットを打ったものの、3回1アウト満塁の打席ではサードゴロ、5回1アウト2塁の打席では空振り三振に倒れ、打点を挙げられなかった。
結局試合は0−1で完封負けし、優勝は持ち越しとなった。「自分の責任かなと思う。自分にチャンスを回してくれたのに。良くなっているんですけど、まだまだかなと思います」と話した。
友杉選手は7月に侍ジャパン大学代表としてハーレムベースボールウィークを戦ったが、その後、8月下旬に新型コロナの感染など体調を崩していた。
この日は巨人の岸スカウトが視察し、「走攻守にンバランスのとれた選手。スピードに魅力がある。守備はプロでも十分にショートを守れる力があると思います。」と評価、「8月後半に体調を崩して体重が減ったみたいですが、きょう見ると力強さとか戻ってきたかな。高いレベルで力を持っていると思う」と打撃面での可能性についても話した。
友杉選手は50m6.0秒の足とショートの守備は大学NO.1の評価を受ける。打撃が課題となっているが、2年秋に首位打者を獲得、今年春も打率.447を記録している。春は10盗塁を記録するなど、打撃で力強さが出てくれば、俊足のリードオフマンタイプのショートとして楽しみな選手になる。
ドラフト会議が迫っているものの、「チーム全員で優勝、全国を目指しているので、チームのためにやらないといけないと思っています」と話す。今日の関西国際大戦で勝利か引き分けとなれば優勝が決まる。

視察した巨人の岸敬祐スカウトは「走攻守にンバランスのとれた選手。スピードに魅力がある。守備はプロでも十分にショートを守れる力があると思います。8月後半に体調を崩して体重が減ったみたいですが、きょう見ると力強さとか戻ってきたかな。高いレベルで力を持っていると思う」と高く評価する。
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