愛知大学野球が開幕し、名城大はプロ注目2枚看板の一人、岩井俊介投手が先発すると、愛知大を9回2安打12奪三振で完封し、圧倒する投球を見せた。この試合には10球団22人のスカウトが視察し、広島、千葉ロッテなどが評価をしている。
最速151キロ
名城大は侍ジャパン大学代表候補の松本凌人投手と、155キロ右腕の岩井俊介投手の2枚看板がおり、この日は岩井投手が先発をした。最速は151キロを記録、9回を投げて無四球、12個の三振を奪ったものの許したヒットは2安打のみで99球で完封勝利、マダックスを達成した。
「早いカウントで追い込めたので三振を取りにいくボールで腕が振れた」と話す。冬にフォームを固めてリリースポイントが安定し、スライダーなどの変化球も低めに集まるようになると、制球力も良くなった。
この日は10球団22人のスカウトが視察をしたが、
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「ボールが強くてスライダーがいい」
広島・松本スカウト:「真っすぐも来ていて腕も振れている。制球が良くなった」
と評価した。
松本投手がドラフト上位候補として注目されるが、「松本はずっといい投球をしている。負けたくない。まだ追いつけないけど、ちょっとは近づけたかな」と話す。この日も松本投手を目当てに来たスカウトもいたと思うが、その中で十分力を見せつけた。
今季の目標は防御率0.00、「プロに行きたい。そのためにも防御率が一番評価されると思う」と話し、自責点を与えない投球でアピールする。まずは絶好の場で大きなアピールとなる投球を見せた。

今季の個人目標は防御率0・00。「プロに行きたい。そのためにも防御率が一番評価されると思う」とプロ入りへの勝負の年は自責点0にこだわる。この日は10球団計22人のスカウトが集結。広島の松本スカウトは「真っすぐも来ていて腕も振れている。制球が良くなった」と評価。ロッテの榎スカウト部長は「ボールが強くてスライダーがいい」とうなずいた。
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