大商大・上田大河投手が154キロ、10球団視察し中日「球の強さがある」

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関西六大学リーグでは、153キロの速球を投げてプロ注目の上田大河投手が登板し、自己最速を更新する154キロを記録した。7回0/3を投げて5安打4奪三振3失点で今季2勝目を挙げた。

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154キロ

この日、強豪の龍谷大戦に先発した上田大河投手は立ち上がりに2本の長打を浴びて1失点、4回にも2ランホームランを浴びるなど良くなかった。「初球カーブで簡単にストライクを取りに行きすぎたところは反省点です。先制点をあげてはいけないのが先発投手の仕事なのに、それも反省点です」と話した。

しかし、ホームラン直後の打者に自己最速となる154キロのストレートを投げた。「きょうは結構指に掛かっていましたので、出てもおかしくないなと思っていました。スピードがすべてではないが、スピードを上げるための練習の成果が出たかなと思います」と話した。

8回に先頭打者をショートのエラーで出した所で交代を告げられた。左手の人さし指の爪を痛めていたというが、「僕はカッとなって周りが見えなくなることもあります。監督は僕の性格を知ったうえで、良いタイミングで代えてくれたと思います」と話し、「初回から興奮しすぎました。一昨年の秋に負けている相手でもありますし、試合中ずっと気合が入りすぎてました」とこの試合を振り返った。

高校でも注目され、大学でも早くから活躍して昨年は侍ジャパン大学代表にも入った。ドラフト上位候補右腕として注目される中で、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿では状態が良くなく、この春が注目されている。

この日は10球団のスカウトが視察をしたが、中日の山本スカウトは「序盤は球が高かった。真っすぐで三振を取りたくて、それが裏目に出たような印象でした。5回からは配球を変えて、うまいピッチングをしましたね。球の強さがある投手。あとフォークの精度が上がればもっと楽に抑えることができるようになります」と話し、この日の状態と今後についてを話した。

上田投手もプロ志望の意思が強いが、「先のことを考えず、目の前の試合、目の前の打者だけを見て抑えていきたい」と話す。まずはこの春にこれぞ自分の投球というものを見せたい。ドラフト上位クラスであることは間違いないがその投球で、上田投手を推薦しようとしているスカウトの背中を押したい。

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