東京六大学は明治大が3季連続の優勝を決めた。今季は4年生でそれぞれプロが注目する上田希由翔選手や、村田賢一投手、蒔田稔投手、石原勇輝投手などがチームを引っ張った。
4年生
昨年秋は、2年生だった宗山塁選手が4本塁打、15打点、打率.354の活躍でMVPとなり、中日にドラフト2位で指名された村松開人選手と共にチームを引っ張る存在だった。
今年は宗山選手が打率.286、0本塁打、5打点と他チームからのマークが強くなる中で、主将の上田希由翔選手が打率.400、2本塁打、10打点を挙げて打線の中心となると、村田賢一投手、蒔田稔投手、石原勇輝投手などの4年生が投手陣をリードし、村田投手は2勝0敗、防御率0.97と素晴らしい安定感を見せた。
この日の早稲田大戦でも1回1アウト1,3塁の場面で上田選手が打席にたち、レフト線にタイムリー2ベースヒットを打つと、この回に3点を挙げて先制した。「打ててよかった。とにかくつなぐ気持ちでした」と話し、主将として3連覇の重圧と戦いながら残り1カードを残して8勝1敗の成績で優勝した。「楽な試合は一つもなかった。毎試合、死に物狂いで戦ってきた」と話した。
明治大はドラフト会議で13年連続で指名選手を輩出しているが、今年も上田選手は非常に高く評価される事になると思う。打撃も長打力が飛び抜けているということはないが、しっかりと外野の頭を越えてくる打球を打てるし、サードとしてフットワークの良い守備もみせる。また、村田投手も制球力の良さを武器にスカウトの評価も高く、指名の可能性がありそうだ。
東京六大学は明治時代、長く続くことになるか。他大学も明治の時代に追いつきたい。


コメント
引っ張ってはいたけど、守備で足も引っ張ったぞ。おい!