白鴎大の爆速・福島圭音選手がリーグ新記録の１季２０盗塁

関甲新大学リーグでは白鴎大と平成国際大の対戦が行われ、白鴎大が16-1と大勝した。福島圭音選手が3盗塁を決め、今季20個としてシーズン記録を更新した。

3盗塁

福島圭音選手は聖望学園時より50m5.8秒の俊足が注目されていたが、今季はここまで7試合すべてで盗塁を決めており、この日の平成国際大戦でも3盗塁を決めて今季20盗塁とし、リーグ記録を更新した。

2番センターで出場する福島選手、この日は155キロ右腕・冨士隼斗投手との対戦だったが、初回はピッチャーゴロに倒れたものの、3回の第2打席では二塁の内野安打で出塁し、続く打者の2球目に盗塁を決めた。

冨士投手が降板した第3打席でもセンター前ヒットから続く打者の3球目で盗塁を決めると、8回の第5打席でもバントヒットで出塁し、続く打者の初球で盗塁を決めた。「今はグリーンライトなので、ワンプレーにどれだけ賭けられるかだと思っている」と話した。

今季はこれで20盗塁を決め、爆速の足を見せる。安打数は17でトップ、打率もこれで.500となり現時点で首位打者となっている。足を使ったプレーのできる選手として非常に魅力的だ。

チームはこれで8勝0敗とし、上武大と共に首位を走る。そしていよいよ上武大との対戦がまっており、勝ったほうが大学野球選手権出場となる。福島選手の足を神宮で見せられるか、注目したい。