関西大3年の153キロ左腕・金丸夢斗投手が同志社大を完封、巨人スカウト「来年のドラフト1位候補」

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最速153キロの速球を投げる左腕投手として、来年のドラフトの目玉と注目される関西大・金丸夢斗投手が、この日のリーグ開幕戦で同志社大を完封する圧巻の投球を見せ。視察した巨人のスカウトも来年のドラフト1位指名候補と評価した。

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来年のドラフト1位候補

先発した金丸夢斗投手は、初回に2安打を四球で1アウト満塁のピンチを背負った。今春のリーグ戦では右膝を故障し、負担を全体に分散させるように体幹のトレーニングとフォームの改良に取り組んでこの秋に臨んだが、久々の公式戦という所もある。

それでもこのピンチを2者連続三振で切り抜けると、その後も151キロを連発し続ける。9回を投げて9安打を許すなどまだ全体的には本調子ではなかったが、要所でギアを挙げて抑えた。

7回に相手エラーで1点を奪うと、8回、9回もエンジンをかけ続け、終わってみれば9回9安打11奪三振1四球で完封した。「回を進めるたびに感覚を取り戻せた。初回は緊張して良くなかったが修正できた。ヒットを打たれながらも、球数は少なくできたと思う」と話す。

この日は巨人の桜井スカウトが視察したが、「ケガをしている間に、しっかりトレーニングをしてきたのがわかる。平均球速も上がっている感じ。このままいけば、来年のドラフト1位候補」と高く評価した。

早瀬監督が今季限りで勇退を表明しており、「僕たちにできることは日本一になること。監督が日本一になれるように頑張りたい」と話す。この秋の金丸投手の投球で、来年のドラフト戦線は堂々の1位候補としてスタートを切ることになりそうだ。

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 関大の最速153キロ左腕・金丸夢斗投手(3年)が11三振を奪い、リーグ戦通算4度目の完封をマークした。

視察した巨人の桜井俊貴スカウトは「ケガをしている間に、しっかりトレーニングをしてきたのがわかる。平均球速も上がっている感じ。このままいけば、来年のドラフト1位候補」と評価した。

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