東都リーグでは青山学院大の注目投手・下村海翔投手が亜細亜大戦に先発し、7回途中まで投げて1失点の好投を見せたものの、亜細亜大に敗れて勝点を落とした。下村投手にはDeNAの河原スカウティングディレクターが評価をしている。
下村・常広リレーも
先発した下村海翔投手は序盤から最速152キロのストレートに、持ち前の多彩な変化球を織り交ぜる投球で亜大打線を抑えていく。「あまり先は見ずに、入りから全力で1人1人投げていきました」と150キロ台を連発、6回まで3安打無失点と好投した。
しかし「飛ばしすぎたのかな、と。自分でも球威が落ちてきたのを感じた。うまくいかなくて悔しい」と話し、徐々にストレートの力が落ちていくと捕まるようになり、7回には四球や安打でピンチとなり、常広羽也斗投手にリレーした。「ひとりで投げきって、常広にあしたに向けて万全の準備をさせるのが一番だった。」と話した。
7回に1点を奪われ、それが決勝点となり亜細亜大に連敗、勝ち点を落とした。亜細亜大の2年生・斉藤汰直投手が圧倒的な投球を見せ、強打の青学大打線を6回2安打無失点に封じた。
この日もNPBのスカウトが視察をしているが、横浜DeNAの河原スカウティングディレクターは下村投手について、「思ったコースに投げられる。先発で試合をつくる事のできる投手」と評価した。
東都リーグでは1回戦で各大学のエースが登板し、中大の西舘勇陽投手、東洋大の細野晴希投手、国学院大の武内夏暉投手、亜細亜大の草加勝投手が登板するが、青学大は常広投手、下村投手の2枚がおり、どちらかは2回戦で登板をするが、下村投手も他大学のエースに並ぶ実力を持っており、ドラフト会議では1位指名が予想される。
初回から150キロ ー スポーツ報知紙面


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