ソフトバンクが関西大・金丸夢斗投手を徹底マーク、編成育成本部長が昨年１位指名の武内投手よりも評価

この日、関西大の金丸夢斗投手を視察した福岡ソフトバンクの永井編成育成本部長兼スカウト部長が、金丸投手を徹底マークしていくことを明言した。

昨年左腕投手1位指名も

関西大の金丸夢斗投手を視察した永井編成育成本部長は、「どれを取ってもコントロールが素晴らしい。捕手がミットを構えたところにびたびた来る。どの球ももう一級品です」と話し、「ウチの和田は、コントロールに関しては案外とアバウトで、球の切れで勝負するタイプなんですけど、金丸君はコントロールが抜群」と、長年左の先発として投げた和田毅投手以上と評価、「今すぐ、先発ローテーションに入ってきてもやっていけますよ」と絶賛した。

福岡ソフトバンクは昨年のドラフト会議で、1位指名で即戦力左腕の武内夏暉投手を指名するも抽選で外したが、「去年の武内君もよかったんですけど、金丸君の方がさらにコントロールがいい」と評価している。

しかし今年は、遊撃手の宗山塁選手（明治大）、速球派右腕の中村優斗投手（愛工大）、強打の外野手・西川史礁選手（青山学院大）など、ポジション毎で、チームの中心となりそうだ選手がおり、また、ソフトバンクは昨年にハズレ１位で高校NO.1左腕の前田悠伍投手を指名していることもある。永井氏も「金丸君に関しては、指名するか、しないのかを考えるだけのことでしょうね。指名するなら、間違いなく他球団との競合になりますから」と話す。

他のポジションとの兼ね合いを考えても、即戦力左腕が必要となれば、金丸投手のドラフト1位指名となる。

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2024年05月06日

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