大学侍ジャパン・3年生・榊原七斗選手が3ラン&4打点、巨人スカウト「来年が楽しみ」と絶賛

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日米大学野球選手権大会の第2戦が9日、エスコンフィールド北海道で行われ、侍ジャパン大学日本代表が米国代表に8-1で快勝し、開幕2連勝で3連覇に王手をかけた。この試合では、来秋のドラフト候補、明治大の榊原七斗外野手(3年・報徳学園)が、先制の適時二塁打とダメ押しの3ラン本塁打を放つなど、3安打4打点の大活躍を見せた。

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3年生スラッガーが大舞台で躍動!先制打&ダメ押し3ラン

3年生で侍ジャパン大学代表に選出された榊原七斗選手(明治大)が、2試合連続で、2番センターで先発出場をすると、まず3回無死一塁の場面で、外角高めの直球を捉え右中間へ運ぶ先制のタイムリー二塁打と放ちチームに流れを呼び込んだ。そして3-0で迎えた4回1死二、三塁のチャンスで打席に立つと、ファーストストライクを完璧に捉えた打球は、ライトスタンドへ突き刺さる3ラン本塁打となった。8回にも二塁打を放ち、この日放った3安打は全て長打という大暴れ。「チームのためにいい場面で打てて、うれしい気持ちでいっぱいです」と、初々しい笑顔で活躍を振り返った。

直前合宿で臨時コーチを務めた元巨人の高橋由伸氏から指導を受け、「個人的に指導をいただいて、打つべきボールの高さをしっかり決められた」と、ボールの見極め方などを学び、それを早速実戦に適応させた。報徳学園時代は144キロの速球を投げる二刀流で主に投手で見ていたが、明治大で外野手として大きく成長をしており、その吸収力は凄まじいものがある。

巨人・榑松スカウトディレクター「コンタクト力もパンチ力もある」

この日も多くの球団がバックネット裏で視察をしたが、今春の東京六大学リーグでも4本塁打を放った左の強打者には、NPBスカウトも当然注目をしている。

巨人・榑松スカウトディレクター:「150キロの速球にも力負けしない、コンタクト力もパンチ力もある。来年が楽しみ」

と巨人が評価、タイプ的には中距離から長距離で、投手としていた事で肩も強く高校時代から足も評価されていた。侍ジャパン大学代表合宿でも紅白戦でアピールし、その勝負強さには定評がある。巨人・丸選手のような形でチャンスに強く、しぶとく、ホームランも出せるようん選手だろう。

今年も代表を見ていると大学生野手のレベルの高さが見て取れるが、来年も榊原選手を中心に、代表では渡部海選手や前嶋藍選手といった捕手や、榊原選手と同じ報徳学園出身で大学野球選手権で東北福祉大の優勝に貢献した佐藤悠太選手、中央大の伊藤櫂人選手、筑波大の田代旭選手、東日本国際大・黒田義信選手などがおり、楽しみな選手が多い。

以前の日米大学野球に比べ、特に野手がアメリカの球速のある投手に全然負けないどころか、初球ですぐに対応して強い打球を飛ばすなど、本当に強くなったという印象が残る。メジャーで活躍する日本人選手は投手の方が多い印象もあるが、イチロー選手、大谷選手、鈴木選手がメジャーでもトップクラスの成績を残しており、野手も今後ますます、MLBで活躍する選手が出てくるのではないかと思う。

榊原七斗選手 プロフィール

  • 氏名:榊原 七斗(さかきばら ななと)
  • 所属:明治大学(3年)
  • 出身高校:報徳学園高校
  • ポジション:外野手
  • 投打:左投左打
  • 主な特徴や実績:来秋のドラフト候補に挙がる左の強打者。2025年日米大学野球選手権第2戦で、先制適時二塁打と3ラン本塁打を含む3安打4打点の大活躍。巨人・榑松スカウトディレクターから「来年が楽しみ」と高く評価される。報徳学園時代は投打二刀流で活躍。今春の東京六大学リーグで4本塁打。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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