オリックスドラフト1位・松葉貴大投手は2軍スタート、阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手は5度目のブルペン

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 オリックスはキャンプ参加メンバーの発表を行い、昨年のドラフト指名選手ではドラフト3位の伏見寅威捕手が1軍入り、ドラフト1位・松葉貴大投手、2位の佐藤峻一投手、ドラフト6位・戸田亮投手は2軍からのスタートとなった。投手陣はまずは2軍からスタートさせ、良いと判断された選手が上に上がっていく戦いとなる。松葉投手、佐藤投手とも全日本選手権で常連になるなど、実績は十分、戸田投手もJR東日本という競合でリリーフを経験している。勝ち上がる可能性は十分にある。

 北海道日本ハム・大谷翔平選手はまずは打者としてデビューするようだ。栗山監督は「思ったより自主トレでいけている。状態が良ければ使うところを設定している」と話し、スポニチでは2月20日の東京ヤクルト戦、21日の韓国・ネクセン戦が有力と書き、スポーツ報知は2月10日の阪神との練習試合でデビューする可能性があるとしている。栗山監督は「阪神・藤浪君もすぐにいける感じがある。WBC前に野球ファンに楽しみを与えることもある」と、2月15日から始まるWBCの前に大谷vs藤浪の対戦を示唆した。

 その阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手は自主トレで5度目のプルペンに入り、ワインドアップを交えて38球の投球を行った。力の入れ方も徐々に上げているようで「感覚を少しずつ取り戻していかないといけない」と話し、実戦モードへと入りつつある。

 

 オリックスは19日、沖縄・宮古島で鍛えるキャンプに向けたコーチ会議を神戸市内で行い、ドラフト1位ルーキーの松葉貴大投手(大体大)は2軍に相当するB組スタートと決めた。3位の伏見寅威捕手(東海大)が育成選手を含む新人8選手でただ一人、主力のA組スタートとなった。

 仕上がりの早さは、指揮官の想定外だった。新人合同自主トレの経過をトレーナー陣から伝え聞き、「思ったよりイケている。(調整度合が)10だと思っていたのが、20くらい」とうれしい悲鳴を上げた。当初はキャンプ序盤まで封印する予定だったブルペン投球も、今月下旬の自主トレ終盤に解禁する見通しとなった。

 中略 

 栗山監督はこの日、京セラDで日本ハムグループ展示会に出席。「阪神・藤浪君はすぐに(試合に)いける感じがある。WBCモードになる前に、野球ファンに楽しみを伝えることもある」と2・10の新人対決にも期待を寄せた。侍ジャパンの宮崎合宿が2月15日から始まる前に、大谷のフレッシュなバットが球春を彩るかもしれない。

 キャンプは2軍スタートだが、終盤で実戦デビューさせる考えを示した。デビュー戦は2月20日のヤクルト戦(浦添)、21日の韓国ネクセン戦(名護)が有力で、注目の起用法は「完成度から言えば打者。打者だけなら今年の開幕戦から行ける」とし、まずはDHでの出場が濃厚だ。さらにシーズンに向けては「DHを使わずに野手で出て、1点差の終盤にリリーフして(武田)久につなぐなんて夢があっていい」と二刀流構想を語っていた。

藤浪 調整は第2段階 7~8割の力で38球 - スポーツニッポン:2013/1/20

 阪神のドラフト1位・藤浪(大阪桐蔭)が、新人合同自主トレ第3クール初日に5度目のブルペン入り。これまではキャッチボールの延長程度だったが、この日はワインドアップを交え7~8割の力で38球を投じた。

 

 「感覚を少しずつ取り戻していかないといけない」と調整が次の段階に入ったことを明かした。ブルペン投球を見守った山口投手コーチは「ペースを上げていた。第2段階に入っている」と感心していた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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