関西六大学リーグの京産大vs大院大の試合が行われ、ドラフト注目左腕の岩橋慶侍投手が先発した。
岩橋投手はこの日は最速でも130km/h台と「今は7,8割の状態」と話すように調子は良くなかったものの、それでも鋭い腕の振りから投げられる動くストレートなどで7三振を奪い、9回8安打7奪三振2四死球と粘りの投球を見せた。
この試合には11球団28人のスカウトが集結し、特に阪神は4人のスカウトが視察した。阪神・池の上スカウトは「手元で動く球など彼の持ち味を出している」とコメントしている。
岩橋投手はここまで4試合に投げて全て完投、初戦こそ4失点したものの0失点、2失点、1失点と安定した成績を残している。球速など凄みというものは少ないかもしれないが、その安定感と185cmの大型左腕という素質にプロも注目しているのだろう。
プロの行きたいと話す岩橋投手、これまでにも岩橋投手には多くの球団が視察に訪れており、このままいけばドラフト会議での指名は間違いないものかと思う。特に阪神は4人で視察をしたという事で、榎田大樹投手、能見篤史投手、岩田稔投手などに続く左腕候補として考えているのかもしれない。
岩橋、無傷4連勝、阪神スカウト称賛 - デイリースポーツ紙面:2013/4/26
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