高校野球春季九州大会、文徳・本田建都投手が1失点完投、済々黌は敗れる

本田建都, 文徳

 高校野球春季九州大会では、準々決勝の宮崎日大戦で完全試合を達成した文徳の本田建都投手が佐世保実戦に先発すると、2回1アウトから2試合ぶりのヒットを許した。

3回までは制球が安定せず3安打1失点だったが、4回以降は普段の投球を取り戻し6イニングを3安打に抑えた。結局9回を投げて6安打9奪三振3四死球で1失点完投勝利、決勝に勝ち進んだ。

 本田投手は完全試合後の投球について「欲を出したら悪くなる。勝つことだけ考えた」と話した。初戦は1失点完投、次戦は完全試合、そして1失点完投と3試合3完投で2失点、抜群の安定感を見せる。

 また同じ熊本代表として出場していた済々黌はエース・大竹耕太郎投手を温存、久留米商に1-2で敗れた。夏に向けて2年生投手を先発させ、チームの底上げと来年に向けてのポスト大竹耕太郎の育成を優先させた。もちろんセンバツに出場し、九州大会でも2試合に完封している大竹投手の疲労も考慮している。

 熊本のライバルの二人、ドラフト会議的には、大竹投手は大学進学が濃厚で、本田投手はプロも注目する183cmの大型右腕だが、球速は最速141km/hとまだ指名確実とはいえない。ただし完全試合を達成したことと九州大会でも決勝まで安定感抜群の投球で勝ちあがったことで、夏の予選ではスカウトももっと注目するようになるでしょう。今年は指名確実な候補が少ない事から、将来活躍できそうな素質を持った選手を探していると思う。スカウトの腕の見せ所といえるが、本田投手についてどう評価するのか楽しみだ。

本田、1失点完投、文徳、初優勝に王手  - 西日本スポーツ紙面:2013/4/26

 


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