花咲徳栄・若月健矢捕手に巨人、阪神、中日、北海道日本ハムなど10球団が視察

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 高校野球埼玉大会ではセンバツで全国制覇した浦和学院と、センバツに出場し打倒浦学に燃える花咲徳栄が初戦を迎えた。

 花咲徳栄・若月健矢捕手はこの日は打撃では2打数ノーヒットに終わった。しかし2投手で5回を無失点に抑えるリードでチームに貢献した。

 この試合には巨人、阪神、中日、北海道日本ハムなどプロ10球団のスカウトが視察、巨人・山下スカウト部長は「強肩の大型捕手。打撃もいいものをもっている」と話すと、阪神・中尾スカウトも「身のこなしが良い。スローイングも力任せでなくて良くなっている。」と話した。また北海道日本ハム・今成スカウトも「彼は関東NO1捕手」と高い評価をしている事を明かした。

 昨秋のホームランやセンバツでのホームランに、先日の桐光学園との練習試合で松井裕樹投手からもレフトオーバーの2ベースを放つなど2安打し、打撃の評価はほぼ固まっているだろう。スローイングにも成長を見せたという事もあり、貴重な打てる捕手としてドラフトでは上位で指名される可能性が高いと思う。

 また浦和学院は8-1でコールド勝利を収めた。しかし3回まで7得点を挙げながら4回以降1得点に終わって残塁は12、エース小島和哉投手が登板しながら2回に2死球を与えて1失点と反省点が目立った。

  打倒浦学の1番手・花咲徳栄が、5回コールドで最高のスタートダッシュを決めた。今秋のドラフト候補・若月健矢捕手(3年)は、打撃面は2打数無安打に終わったが、守備面では小暮、小栗の2投手をリード。熱視線を送ったプロ10球団をうならせた。

 「配球は良かった」と守備の要としては納得の表情を浮かべた若月。巨人・山下スカウト部長も「強肩の大型捕手。打撃もいいものを持っている」と、大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)に並ぶ高卒捕手の有力候補に初戦から目を光らせていた。

花咲徳栄 “プロ注”若月は無安打も貫録コールド  - スポーツニッポン:2013/7/13

4番・捕手の若月に巨人、阪神などプロ10球団のスカウトが熱視線を送ったが、主砲は「遅い球にタイミングを合わせられなかった」と2打数無安打。5月の関東大会で桐光学園・松井から左越え二塁打を含む2安打を放った実力を発揮できなかった。若月は「大事なところでの一本が僕の役目。次は勝利につながるバッティングをしたい」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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