京大・田中英祐投手が延長15回力投も敗れる、2試合連続200球越え

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 関西学生リーグでは、京大vs同志社大の試合が行われ、21日の試合で延長21回を投げていた京大・田中英祐投手が先発した。

 最速147km/hを記録する3年生で、来年は京都大のドラフト候補として注目されるであろう田中投手は、この日も好投を見せ8回まで同大打線を無失点に抑える。しかし9回、4連打で2失点したあとに2ベースヒットを浴びて3失点し同点に追いつかれて、再び延長戦に入った。

 延長戦では14回まで無失点に抑えたものの、15回に力尽き1アウト満塁からタイムリーを浴びてサヨナラで敗れた。田中投手は「ちゃんと九回で締めないといけなかった。どうしてできなかったのか」と話している。

 先日の立命大戦では237球を投げ、この日も207球、14回1/3を投げて14安打5奪三振7四死球、200球越えの投球が続き疲れがさすがに見えたていた。田中投手は今後の投球について、「無理をしてチームに迷惑をかけるのが嫌。体と相談しながらやっていきたい」と話している。

 立命大、同志社大などと互角に渡り合う京都大のエース、1試合200球というのはいろいろな意見が出るかもしれないが、奮闘している姿を見ると感動する。

 和田毅投手、多田野数人選手など、松坂世代の大エースが揃った時期に東大の松家卓弘投手が140km/h後半を投げ、それらの投手と互角に渡り合っていた。松家投手はドラフト5位で横浜ベイスターズに指名され、昨年、北海道日本ハムを戦力外となり、今はアメリカの独立リーグでプレーしている。田中英祐投手はこれからどんな進路をとって、どんな人生を進むのだろう。注目してゆきたい。

京大・田中、勝利目前でつかまる/関西学生  - サンケイスポーツ:2013/9/26

 関西学生秋季リーグ第1節第2日(京大3-4x同大=延長十五回、25日、わかさ)京大の田中が今季初勝利を目前に同大打線につかまった。3-0の九回無死から4連打、さらに二死満塁から2点適時打を浴び同点。延長十五回の接戦の最後に力尽き「ちゃんと九回で締めないといけなかった。どうしてできなかったのか…」と自問した。

 21日の立命大戦では21回、237球を投げ抜いた。中3日で再び投球数が200を超え、残り試合に向けて疲労が気がかりなところ。田中は「無理をしてチームに迷惑をかけるのが嫌。体と相談しながらやっていきたい」と冷静に話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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