奈良学園大のサウスポー、庄司力也投手が3連勝

大学野球ドラフトニュース2015年ドラフトニュース

 近畿学生大学リーグでは奈良学園大(奈良産業大)が開幕から5連勝、3年生エースの庄司力也投手が3連勝と調子が良いようだ。

1年生の時に大活躍

 庄司力也投手は大学1年時に大学野球選手権で、福岡大、大阪体育大を共に完投して下し、早稲田大との対戦では3番手で登板したが無失点に抑える光るピッチングを見せて話題となった。昨年も選手権に出場し、今年も開幕3連勝と好調で全日本選手権進出に向けて猛進している。

 球速は145km/hを記録するが、130km/h後半でも回転の良いキレのあるストレートを投げる。また、鋭くて大きく曲がるスライダーも特徴で、175cmと小柄なサウスポーだが将来が楽しみな投手。今年3年生となり、来年のドラフト候補の一人だ。

 

来年は左腕の当たり年に

 大学3年生の世代では駒澤大の今永昇太投手が東都リーグで3連続完封を記録し、プロのスカウトもドラフト1位間違い無しと評価する左腕投手。また明治大には190cmの大型左腕・上原健太投手がおり、こちらも昨秋に防御率でリーグ2位となっている。

 他にも福岡大には184cmの唐仁原志貴投手がいる。最速は143km/hだが素晴らしい腕の振りから投げられるストレートは、昨年の大学野球選手権でも中部学院大戦で5回2/3で13奪三振を記録した。

 他にも道都大の金沢一希投手、慶応大の三宮舜投手、法政大の堅田裕太など候補に挙がる。左腕投手を望んでいるプロ野球界にとって、左腕エース投手を獲得するチャンスの年となりそうだ。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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