巨人がスカウト会議、上位候補30人を確認

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 巨人は球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト候補を約150人リストアップ、その中で上位候補30人を確認したとのこと。

 

上位候補は30人に

 巨人は1月に行われたスカウト会議で上位候補10人前後について確認をしていたが、この日は30人となっている。高校野球、大学野球、社会人野球の大会をスカウトが視察し、現在はリストアップをしている状態で人数が増えているとみられる。

 巨人は上位候補として済美高校・安楽智大投手や横浜高校・浅間大基選手の名前が挙がるが、早稲田大・有原航平投手の評価が高く、常にスカウトが張り付く状態になっている。1位指名は確実とみられるものの、昨年ドラフト1位で指名した石川歩投手のように、急成長してくる選手も見逃さない。

 

チーム状況から

 プロ野球のスカウティングは最終的にチームからの要望で指名するポジションが決まってくる。現在のチーム状況からいくと、先発をFAや外国人の獲得で厚くしたのだが安定感がなく、これまで支えてきていたリリーフ陣がケガや不調で崩壊しチーム状況が悪くなっている。

 安定している投手は2年目の菅野智之投手しかおらず、まずはドラフト1位で、先発で菅野投手クラスの選手を獲得したい。

 リリーフについては2位3位で大学生や社会人の候補を指名してくるとみられる。

 またキューバから外野手のセペダ選手を獲得したが、元々は打撃NO1のグリエル選手が第1の候補としていたらしい。しかしグリエルを外野手に転向させたいという要望をキューバ側に提示したが断られて外野手のセペダ選手を獲得したという経緯がある。横浜高校の浅間大基選手を1位候補にしている事からも、外野手を補強ポイントとしている。

 昨年は小林誠志選手を指名し、2位以降では高校生選手を中心に指名した。今年は投手の状況を見ると1位で高校生外野手を指名するような余裕は無いかもしれない。まずは即戦力投手の確保が第一優先となりそうだ。

 

スカウト会議 - スポーツニッポン:2014/5/17

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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