JR東日本が都市対抗出場!JR東日本・関谷亮太投手、セガサミー・横田哲投手は譲らず

社会人野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 都市対抗野球東京2次予選では第2代表決定戦が行われ、延長13回に2点を奪ったJR東日本がセガサミーに勝利して都市対抗出場を決めた。

関谷、横田、一歩も譲らず

 JR東日本は明治大のエースだった関谷亮太投手、セガサミーは上武大のエースだった横田哲投手が先発した、ルーキーながらチームのエースとして投げている二人は、昨年の大学野球選手権準決勝でも顔を合わせている。

 その時は横田投手が明治大を2失点に抑えて完投勝利し、決勝も制して全国制覇を成し遂げている。関谷投手は2-3となった7回途中からリリーフし2回2/3を1安打無失点に抑え意地を見せていた。

 この日は関谷投手が3回まで5三振を奪い飛ばして入ると、4回には片山投手にスイッチする。一方、横田投手は7回まで無失点に抑えて降板し共に勝ち星は付かなかった。

 

大前佑輔選手が決勝打

 試合はそのまま延長13回まで0-0が続いたが、JR東日本が大前佑輔選手の決勝打で勝利した。

 大前選手と言えば、社高校時に187cmの左腕として1年生秋の近畿大会で三振を奪いまくり、また特大のホームランを放つスラッガーとして非常に注目され、野球ファンで名前を覚えている人は多いだろう。しかし甲子園出場を逃すと、その後肩のケガなどで結果を残せずに早稲田大学に進学し、やや復活の投球を見せたものの、後輩に斎藤佑樹投手、福井優也投手、大石達也投手という黄金世代の投手が入って活躍の場を失い、4年生秋にようやく野手に転向していた。

 JR東日本でも昨年肩を手術するなど投手の時の負担が大きかったのだろう。高い素質を持ちながらも運が無い場面もあった。しかし殊勲の一打で再び名前が出てきたのが本当にうれしい。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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