小高工・菅野秀哉投手が聖光学院の前に力尽きる、進路は明言せず

高校野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 小高工業でプロ注目の菅野秀哉投手が聖光学院に挑んだ。粘りの投球で2失点に抑えたものの0-2で敗れた。試合後に進路について語った。

183cmエース、リベンジならず

 菅野秀哉投手は183cmの長身から143km/hのキレの良い速球を投げ、特に綺麗なフォームにプロ10球団が注目、先日の試合では完全試合も達成していた。

 昨年は準決勝まで勝ち進み聖光学院に敗れたが、今年は4回戦で王者との対戦を迎える。リベンジに燃えた菅野投手、この日も130km/h後半の速球と、得意のスプリット、カットボールなどを投げたが、8回で9安打3四死球、三振は2つのみと聖光学院打線は菅野投手を攻略した。

 初回に1失点、4回に1失点したものの2失点に抑えたが、「ストライクが入らなくて不安定だった」と序盤の投球を悔んだ。

 

進路はどちらに

 プロ10球団が注目する菅野投手、大学進学とプロ入りのどちらかを希望しているようだが、「これからしっかり考えたい」と話した。

 プロ志望すれば今のところは指名されるかされないかギリギリの所と言わざるをえないが、綺麗なフォームがあるだけに、このままで球速を挙げてゆけば良い。それをプロのファームで2,3年かけるのか、大学4年間で時には大舞台を経験しながらにするのとなる。

 難しい判断になると思う。

 試合後チームメートと握手をかわすと、こらえきれずに涙を流した菅野。進路については大学進学かプロ入りを希望も、「これからしっかり考えたい」と明言を避けた。どの舞台に進んでも、この悔しさを力に変えて成長する。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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