慶応大・藤本知輝選手に阪神、中日などが注目、未完のスラッガー

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 慶応大の藤本知輝選手は、183cm85kgの大型スラッガーで、慶応大のグラウンドではネットを越えて民家の屋根に打球を当てるなど桁外れのパワーを持っており、江藤元監督も注目をしていた。そして春のリーグ戦で3本塁打を放つまで成長すると、プロの注目度も上がってきている。

阪神や中日・落合GMが

 スポーツニッポンの記事によると、中日の落合GMが周囲に「この打者を育ててみたい」と語ったとのことだ。また阪神もドラフト上位候補として平塚スカウトが慶大グラウンドに通い徹底マークをしているという事らしい。

 藤本選手は中学時代に世界ユースの日本代表に選ばれるなど注目された選手で、慶応高校、そして慶応大に進学した。大学2年春に1本塁打を放つなど活躍を見せたものの、秋には打率.207と低迷し3年春の明大戦で特大のホームランを放って注目されたものの、打率は.243に終わった。飛距離は注目されていたものの未完の大器として江藤監督も見守っていた。

 今春、3本塁打に打率も.277を記録して10打点を挙げ、いよいよ開花かと見られている。

 右のスラッガー候補は、プロが望んでいるポジションで評価は高くなる。智弁学園の岡本和真選手や富山第一の幸山一大選手にもプロのスカウトの注目が集まってることでそれがわかる。

 まだ実績は少ない選手で大学生ではあるが将来性を見て、ドラフト3位前後の高い評価で指名されるとみられる。

 

  選手を見極める上で、確かな眼力を持つ中日・落合博満GMも惚れ込む逸材だとも伝わる。今春の東京六大学野球リーグ戦では主に5番打者として12試合に出場。47打数13安打、打率・277、3本塁打。たぐいまれな長打力で10打点を叩き出し、リーグ制覇に大きく貢献した。そのリーグ戦で藤本の本塁打を目の当たりにした落合GMは、周囲に「この打者を育ててみたい」と話したという。もちろん阪神も担当の平塚スカウトが慶大に足しげく通い、徹底マークを続けている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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