侍ジャパン18U代表は7人がマルチヒット、決勝戦を見据えて山城大智投手・小島和哉投手が完全リレー

小島和哉, 岡本和真, 山城大智, 香月一也

 18Uアジア選手権は予選リーグ2試合目となるスリランカ戦が行われ、侍ジャパン18Uは打っては19安打で20点を奪い、投げては二人のリレーで完全試合を達成した。

7人がマルチヒット

 相手がまだ実力に差があるチームだったが、先発9人のうち7人がマルチヒットを記録、ホームランは無かったが3ベースヒットが4本、2ベースヒットが4本、シングルヒットが11本と19本のヒットで20点を奪った。

 プロ注目の4番・岡本和真選手は5打数3安打で2打点、4回にはライト方向に3ベースヒットを記録した。また5番の大阪桐蔭・香月一也選手は、初回に2点タイムリーヒット、2回には2ベースなど4打数3安打で3打点、「木製バットにも慣れてきて自信を持って打席に入れています」と話した。

 好調の報徳学園・岸田行倫選手は初回四球のあと2安打を記録し2打数2安打で、沖縄尚学の安里健選手に交代、安里選手も1安打を放った。

 

決勝を見据えて山城大智投手、小島和哉投手のリレー

 昨日先発したエースの高橋光成投手が、台湾、韓国の出場が予想される決勝トーナメントの準決勝に先発が予定されている。となると、この日投げる投手は決勝での登板が有力となる。

 この日は沖縄尚学の山城大智投手が先発、ライアン投法を抑えてセットポジションで投げ、球速も137km/hと控えめだったが、3回をパーフェクトに抑え6三振を奪った。また2番手で登板した浦和学院の小島和哉投手も2回をパーフェクト、3奪三振を奪った。2人で5回完全試合を達成した。

 どちらも決勝の先発が考えられる。山城投手がライアン投法を封印したのは、偵察をしている台湾や韓国の関係者に本来のピッチングを隠す意図もあったのかもしれない。

 

決勝は韓国戦か

 ちなみにもうひとつのグループで韓国と台湾が対戦し、9-1で韓国が大勝している。台湾のチームがやや力不足なのかそれとも韓国が強いのかは分からないが、決勝戦は韓国が有力でタフな試合となりそうだ。

 リリーフに回っている森田駿哉投手や今日先発予定の飯塚悟史投手、それに準決勝で先発するであろう高橋光成投手も含めて総力戦となるかもしれない。

 

 甲子園で高々と振り上げていた左足を、真っすぐ地面へ踏み出した。山城はセットポジションから次々とコーナーを突く直球を投げ込んだ。「テンポ良く投げることを考えていたので、きょうはノーライアンです」。最後は4者連続奪三振。3回、打者9人から無安打6K。続く小島との完全リレーでスリランカを封じた。昨夏から取り組んだライアン投法を初めて封印したが、直球中心の攻めでスキを見せなかった。

 先発の山城と、2番手の小島は1人の走者も許さない“完全試合リレー”で、開幕2連勝に花を添えた。山城は左脚を高く上げて投げることから「琉球のライアン」の異名を取るが、「テンポ良く投げよう」と考えて独特の投法を封印。公式戦で初めてセットポジションだけで投げ、3回6三振を奪い「ノー・ライアン・デー」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 日本の5番・香月一也(3年・大阪桐蔭)が3安打3打点。初回に中前への2点適時打を放つと、二回に中堅への二塁打、四回には右前適時打。大阪桐蔭では今夏甲子園優勝。好調を持続しての大暴れに「全国制覇して少しは浮かれたけど、ここに来て切り替えた。木のバットにも慣れてきて自信を持って打席に入れています」と充実の表情だった。


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