西の高濱、東の浅間が共に北へ!

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 中学時代に西の高濱、東の浅間と呼ばれた横浜高校の浅間大基選手がドラフト3位で、高濱祐仁選手がドラフト7位で北海道日本ハムに指名された。

西の高濱、東の浅間

 このページでは何度も書いているものだが、高濱祐仁選手は佐賀県出身で、兄に2007年に阪神から高校生ドラフト1位指名を受けている高濱卓也選手がいる。小学校6年生の時に福岡ソフトバンクジュニアチームのメンバーとして選ばれると、中学時代には飯塚ライジングスターボーイズでホームランを量産しジャイアンツカップで優勝をしている。

 また浅間大基選手は東京出身で、小学校6年生の時にはヤクルトスワローズジュニアチームのメンバーとして選ばれ、新宿シニア時代にはシニア日本代表の4番を打ち、世界シニア大会では2本塁打を放っている。

 この二人が横浜高校に揃い、奇跡と言われた。

 

奇跡が再び

 横浜高校では共に1年生で頭角を現すと、2年夏の神奈川県大会では桐光学園の松井裕樹投手から横浜スタジアムで、高濱選手はバックスクリーン、浅間選手はライトスタンド中段へホームランを放って粉砕した。浅間選手は甲子園で5打数5安打、高濱選手もホームランを放ち、ドラフト1位候補として名を上げていた。

 しかし3年春に高濱選手の打撃が止まる。遊撃手として起用され、ドラフトへのプレッシャーというものもあったかもしれないが不調は長く続き、夏には報道から名前も出なくなっていた。浅間選手も春先は巨人がドラフト1位候補に挙げるなど注目されていたものの、智弁学園・岡本和真選手のような最後の年に大きな飛躍はみられなかった。

 そしてドラフト会議では、浅間選手は3位で北海道日本ハムが指名すると、ドラフトも終わり間近となった7位で北海道日本ハムが高濱祐仁選手を指名した。再び奇跡が起こった。

 

 西の高濱、東の浅間と呼ばれた2人は共に北へと向かう。北の大地で1番と4番で活躍する姿を是非。

 

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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