前橋育英・高橋光成投手に埼玉西武・渡辺SDらが指名あいさつ

埼玉西武ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 埼玉西武の渡辺久信SDが群馬県前橋市の前橋育英高校を訪れ、ドラフト1位で指名した高橋光成投手に指名あいさつを行った。

前橋で

 渡辺久信SDは前橋工業出身で1983年にドラフト1位指名され、プロでは通算125勝を挙げて西武の黄金時代を作った。そして今度は同じ前橋のドラフト1位投手を迎えに行く。

 前橋育英の高橋光成投手にあった渡辺SDは、「大きくてビックリした。見上げることはないんだけどね」と188cmの高橋投手のスケールの大きさに驚き、「群馬というのもあるし、縁を感じる。ジャパンのエースになってほしい」と話した。

 高橋光成投手は緊張しながらも、「エースになる素材があると言われてうれしかった」と話し、「群馬県の先輩として、超えたい気持ちはある。2軍で体を作り1軍に上がり、早く1勝したい」と話した。

 

角度のある球と沈むボール

 高橋光成投手は昨年夏の甲子園の岩国商戦で9者連続三振など13三振を奪って勝利すると、最速148km/hの速球で一気に優勝を果たした。

 しかしその疲労と翌年の1月に右手親指付け根の骨折により春は登板せず夏の復帰を目指したものの、夏は群馬大会で健大高崎に敗れ出場を逃した。それでも侍ジャパン18U代表に2年連続で選出されると初戦のフィリピン戦で先発して5回を投げ2安打7奪三振で無失点に抑えた。

 普段は140km/h前半が多いものの角度があり、同じ軌道から沈んでいくスプリットも有効。またここぞという時に148km/hのストレートを投げて押し切る事もできる投手で、まだ線の細さはあるものの早い段階で1軍に出てくると思う。

 プロでは1球も投げていないが、身長1メートル88は既に同SDを3センチオーバー。帽子をかぶせた同SDも「大きくてビックリした。(選手を)見上げることはないんだけどね」。

 高橋が、群馬県前橋市の同校で渡辺久信球団本部SDらから指名あいさつを受けた。前橋工(群馬)から83年ドラフト1位で西武入りした同郷の先輩・渡辺SDを前に、緊張してタジタジ。流れ落ちる汗を拭いながら「緊張しました。“エースになる素材がある”と言われてうれしかった」と顔を紅潮させた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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