浦和学院、奈良大付など練習試合で調整

高校野球ドラフトニュース2015年ドラフトニュース

 センバツまであと1週間に迫り、最後の週末となるこの日は出場校の練習試合も佳境になっている。浦和学院は東洋大姫路と、奈良大付は京都すばると練習試合を行った。

浦和学院、左腕投手を圧倒

 浦和学院は東洋大姫路と練習試合を行い、9-3と大勝した。初戦で対戦する龍谷大平安は、高橋奎二投手、元氏玲仁投手と二人の左腕で昨年春を制しているが、この日の東洋大姫路も左腕投手二人が登板した。

 そのサウスポーに対し、4番の山崎滉太選手が2安打を放つなど16安打を浴びせて9得点、東洋大姫路の藤田監督は、「誰がクリーンナップか分からないくらい凄い。高橋君にも対応できるのでは」と話した。森監督は「振る感覚は悪くない。自分たちを整えることが優先だけど、対策も並行してやっていく」と、145km/h左腕・高橋奎二投手への対策も含めた練習も行っていく。

 

注目投手、奈良大付・坂口投手も4者連続奪三振

 センバツで敦賀気比と対戦する奈良大付・坂口大誠投手も、180cmから140km/hの重い速球を投げる投手で、大会注目投手の一人。この日は京都すばると練習試合を行い、初回に味方エラーもあって3失点してしまうが、2回、3回は4者連続三振などパーフェクトに抑え、3回2安打5奪三振3失点(自責点0)と、まずまずのピッチングを見せた。

 得意のチェンジアップについて、「今日打者相手には有効かなと思う」と話し、強打の敦賀気比打線に対して使っていく事を話した。強力打線を抑え投手戦に持ち込むことができれば勝機が見つかる。

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 初戦の相手・龍谷大平安はエース左腕・高橋を擁するが、この日は左投手から10安打。4回には打者一巡の猛攻で森士(おさむ)監督は「悪くなかった。これから少しずつゲーム感覚をつかみたい」と振り返った。甲子園春夏通算19度出場の東洋大姫路・藤田明彦監督は「誰がクリーンアップか分からないくらい凄い。これなら平安の投手陣にも対応できる」と評していた。

坂口3回5K 日刊スポーツ紙面 2015/3/15

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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