JR北海道・西嶋亮太投手、超スローカーブ封印へ

社会人野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

 昨年夏の甲子園で球速50km/h台の超スローカーブを投げて話題となった東海大四の西嶋亮太投手は、JR北海道入りしてからはカットボールを習得し、スローカーブは封印することが分かった。

必要無い

 JR北海道に進んだ西嶋亮太投手は、木製バットの社会人野球で戦うために、芯を外して打ち取るためにカットボールの習得に取り組んでいる。

 金属バットの高校野球では芯を外しても強く振りさえすればホームランにされる事もあったため、スローカーブで強振を惑わすような意味合いもあったかもしれないが、木製バットの社会人ではスローカーブについて西嶋投手は、「今のところ使う予定はない。必要ないと思う」と話した。

 超スローカーブは目立っただけで、昨年夏の西嶋投手は130km/h台ながら低めに伸びるストレートが素晴らしく、小柄だが将来はプロ入りも期待できるようなピッチングだった。このピッチングに東海大関係者が焦り、大学への進学を許さなかったという噂もある程だ。

 社会人に進んだ事でストレートとカットボールに磨きをかけ、3年でドラフトで指名という道もある。いろいろな運命の中で、封印した超スローカーブは、これからも西嶋投手の名前を広めてくれる武器として、背中をゆっくりと押してくれるだろう。

JR北海道のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 “魔球”は封印する。昨夏の甲子園では、球速50キロの超スローカーブを投げ話題を呼んだ。しかし、社会人は強打者ぞろいで、ひとつ間違えれば、一発につながる可能性も高まる。「今のところ使う予定はない。(投球に)必要ないと思う」。自らの代名詞に別れを告げる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント