県岐阜商の高橋純平投手が関西創価との練習試合に先発し、3回を2安打1失点で今年初失点を喫した。ただし35球を投げてストレートが33球、打たせて取る事を課題としてのピッチングだった。
最速144km/h
最速152km/hを投げる高橋投手だが、この日は最速144km/h、しかし調子がおかしいという事ではない。甲子園ではスピードよりも三振よりも勝つ事を意識して、球数を減らすことを目標としている。この日は3回で35球を投げたが、その内33球がストレートだった。
2回には2ベースヒットの後、そのランナーが三盗を成功させ、そのランナーを内野ゴロでホームに返されて1失点した。「完全にノーマークだった」と話し、機動力で挑んでくるセンバツ初戦の松商学園を相手に課題も見せた。それでもチームは、「純平が投げている時にどんな打球が飛んでくるか確認しておかなければいけない」と、1アウト3塁になってもバックホームのポジショニングは取らなかった。
チーム全体で高橋投手の打たせて取るピッチングに合わせての戦う姿勢を示している。
今年のドラフトの目玉に
この日は巨人の益田スカウトが視察した。益田スカウトは「7割ぐらいの力だと思うけど素材はすごい。12人で消えるでしょう。フォームもいいしいい体をしている。大谷クラスになる可能性がある」と絶賛をした。先日は巨人の藤本スカウトが「安楽以上」と話し、「必ず指名しなければならない選手」という特Aランク評価になる可能性が高まってきた。
高橋純平投手には地元中日や阪神、北海道日本ハムなどもドラフト1位候補として追っており、オリックス、東北楽天、東京ヤクルトなども注目、横浜DeNA、福岡ソフトバンクは左腕投手を補強ポイントとしながらも、ドラフト1位クラスと評価している。
明治大・上原健太投手や高山俊選手、駒大・今永昇太投手といった大学生が揃う中で、高校生の高橋純平投手がドラフトの目玉になりそうだ。
センバツのピッチングで評価はますます上がるだろう。過熱状態になってゆきそうだ。
「7割ぐらいの力だと思うけど、素材はすごい。フォームもいいし、いい体をしている。(日本ハム)大谷クラスになる可能性がある」
今秋のドラフト1位指名候補に挙げている巨人・益田スカウト(関西地区担当)が断言した。この日の視察は巨人だけ。
全35球中、直球が33球。変化球はカーブ2球にとどめた。最速は2回に計測した144キロ。視察した巨人・益田明典スカウトは「(ドラフト1巡目の)12人で消えるでしょうね。(日本ハムの)大谷クラスになる可能性がある」と評した。
巨人が今秋ドラフト1位指名の最有力候補として名前を挙げている。今年1月7日の始動日には阪神、中日、オリックス、日本ハム、楽天の5球団が視察。今月8日の練習試合解禁後には、ソフトバンク、ヤクルトのスカウトも熱い視線を送った。また、米大リーグのツインズも右腕を調査している。
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