千葉ロッテ、ドラフト1位の中村奨吾選手が先頭打者本塁打でプロ1号

千葉ロッテルーキーニュース

 千葉ロッテのドラフト1位ルーキー・中村奨吾選手がプロ1号ホームランを先頭打者ホームランで飾った。

山田と並べ

 中村奨吾選手はこの日、1番サードで4試合ぶりにスタメンで出場すると、初回先頭打者でライトポール際にホームランを放った。プロ第1号は先頭打者ホームランだった。その後3打席は3三振とまだまだ課題があるが、1歩1歩階段を上っている。

 中村奨吾選手は天理高校時代にプロ注目内野手として、履正社の山田哲人選手や、PL学園の吉川大幾選手と共に注目され、山田選手、吉川選手はプロを志望して、それぞれ東京ヤクルトのドラフト1位、中日のドラフト2位で指名されプロ野球選手となった。

 早稲田大で4年間プレーして着実に成長を見せた中村選手は、2014年のドラフト1位で千葉ロッテに入団した。その年、4年目となった山田哲人選手は29本塁打に、右打者でリーグ戦193安打を放つ記録を打ち立て、吉川選手は中日を自由契約となり巨人に移籍している。

 

プロでの立ち位置の確立を

 中村選手は、まだプロ野球での立ち位置が確率されていない。50m6.0秒の足に長打力もあれば巧みな打撃もできる中村選手、1番でチャンスを作る選手になるのか、2番バッターで繋ぐバッターになるのか、3番バッターで長打でランナーを返す選手になるのか。守備でもセカンドやショートの候補として獲得されたのだが、昨日はサードでプレーしている。大学時代はセンターでもプレーし評価されるなど、どんなポジションでもそつなくこなしてしまう器用さがあるが、プロでは器用貧乏にもなりかねない。

 何でも器用にこなすのも良いが、自分はどこで定着するのかをしっかりと見つけ、そこに根を生やして不動になってほしい。

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走攻守三拍子そろった22歳。50メートル6秒0の俊足と、初球から強振する積極性が持ち味だ。粗削りな一面もあり、7回の打席は直球を3球続けて空振りするなど、本塁打の後は3打席3三振。8回2死一、二塁の好機で代打を送られた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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