仙台大・熊原健人投手が東北福祉大を完封し先勝

大学野球ドラフトニュース2015年ドラフトニュース

 仙台六大学リーグでは、仙台大vs東北福祉大の注目のカードが行われ、ドラフト1位候補の仙台大・熊原健人投手と、東北福祉大の185cm右腕・佐藤優投手の投げ合いとなった。

ドラフト1位候補の貫録

 熊原健人投手は最速152km/hを誇り、今年のドラフト1位指名確実とみられる投手。この日は満を持しての東北福祉大戦の登板となったが、1回に連続で四球を与えるなど浮足立ったピッチングでノーアウト1,2塁のピンチを招いた。しかし、3番の楠本選手のピッチャーライナーを捕球すると、すかさずセカンドに送球しアウト、そしてファーストランナーも飛び出しておりファーストにも送球されてアウトとトリプルプレーを完成させ、ピンチをしのいだ。

 福祉大の山路監督が「三重殺で落ち着かせてしまった」と話す通り、2回以降は熊原投手は危なげない投球を見せ、3安打8奪三振で完封した。熊原投手は「最初は空回りしたが、よく抑えられた。」と話した。やはりドラフト1位候補は圧巻の投球を見せた。今季は3勝0敗と負けなし。

 東北福祉大も佐藤投手が2回ノーアウト1,3塁のピンチを背負い、内野ゴロの間に1失点するものの、それ以降は得点を許さない好投を見せ、9回5安打4奪三振1失点と好投したが敗戦投手となった。これで今季は3勝1敗。

 東北学院大の147km/h右腕・本田圭佑投手も含め3人のエースが注目される仙台六大学、今週のカードでどちらが勝ち点を挙げるか、そして次週以降も3強の対決が続く。

2015年度-仙台六大学リーグのドラフト候補リスト

仙台大が1点を守り切った。二回無死一、三塁で千葉の内野ゴロの間に三走が生還。先発熊原は伸びのある直球を軸に福祉大打線を抑え込み、3安打完封した。福祉大は一回無死一、二塁の好機を三重殺でつぶし、好投の佐藤優を援護できなかった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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