東北楽天は健大高崎の柘植世那捕手をドラフト上位候補にリストアップ

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 東北楽天が健大高崎の柘植世那選手を、ドラフト上位候補としてリストアップしていることが分かった。

捕手を補強ポイントに

 東北楽天は、日本代表の捕手も務める嶋選手が正捕手で、昨年から4年契約を結ぶなどまだチームの中心として期待されている。しかし30歳となりベテランになりつつあるほか、昨年に国内FAの権利を取得するなど、他球団も注目する選手だけに、契約が切れる2017年には何があるかわからない状況でもある。

 また嶋選手の離脱などにも備え、チームは2012年のドラフト4位・下妻貴寛選手や、2011年のドラフト4位・岡島豪郎選手などを指名しているが、岡島選手は打撃を活かして外野手としてプレーするなどし、2番手捕手は流動的となっている。

 長島スカウト部長も、今年の補強ポイントをバッテリーと二遊間と話しており、投手、捕手、遊撃手の補強を目指し、この日も球団幹部が「捕手は重要なポイント。現段階では幅広く調査しています」と話したという。

 

柘植世那選手

 そしてその中で上位候補にリストアップされているのが、健大高崎の柘植世那選手だという。柘植選手は昨年夏、そして今年のセンバツと2大会連続で甲子園に出場し、合計7試合で30打数11安打を記録する右の強打者で、セカンドへの送球も1.9秒台で安定するなど強肩捕手としても注目されている。

 北海道日本ハムも柘植選手の視察をするなど注目しているようだが、やや数が少ないといわれる捕手の候補の中で、これからも柘植選手の名前が挙がってきそうだ。

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2015年度-高校生捕手のドラフト候補リスト

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扇の要を安定させることが、チームの未来には最も重要だ。楽天が正捕手・嶋の後継者として育てるために、高校生屈指の捕手、柘植を今秋のドラフト指名候補にリストアップしていることが判明した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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