専大松戸・原嵩投手、144km/h投球に8球団スカウト注目

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 春季高校野球関東大会では、登板を示唆していた専大松戸の原嵩投手が8回2アウト満塁の場面でリリーフで登板した。巨人、阪神、中日など8球団のスカウトがそのピッチングを評価した。

2失点も

 原嵩投手は185cmの大型右腕で最速148km/hを記録している。しかし、昨年夏は決勝まで勝ち上がったもののピッチングとしては140km/h前後の球でなんとか抑えるピッチングで、調子の悪さも指摘されていた。それでも昨年11月の横浜高校との練習試合では145km/h前後の投球で5安打8奪三振で1失点完投と力を見せている。

 この春も野手として出場し公式戦での登板は無く、投手としての状態が注目されていた。

 原投手はこの日、ライトで先発出場していたが、8回2アウト満塁のピンチになるとライトからマウンドに上る。今年初の公式戦初戦が厳しい場面での登板だったが、原投手はファーストフライに打ち取りピンチを脱した。

 しかし続いて投げた9回は2失点するなど、結果としては今一つの内容だった。それでも最速は144km/hを記録し、「腕を振って思いきり投げることができた」と話した。

 

中日スカウト高い評価

 この日は、巨人、阪神、中日など8球団のスカウトが視察し、中日の中田スカウト部長は「まだまだ球速も上がる。体もあるし、素材的には間違いなくいい」と、素質を高く評価した。

 専大松戸・持丸監督も「夏は原中心でいく」と話し、夏はエースとして登板する事になる。投げるたびに評価が挙がるような、そんなピッチングを期待したい。

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2点差を追いつかれた直後の八回2死満塁で、右翼からマウンドへ。最初の打者を一飛に仕留め、ピンチを脱出した。九回にセーフティースクイズなどで失点したが、直球は最速144キロを計測。中日・中田スカウト部長は「まだまだ球速も上がる。(身長185センチで)体もあるし、素材的には間違いなくいい」とうなずいた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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