PL学園野球部が2017年から部員募集開始も

高校野球ドラフトニュース

 昨年、今年と新入部員募集を停止していたPL学園が、今の2年生が卒業する2017年に部員募集を再開する可能性があることが分かった。

再開

 スポーツニッポンによると、PL学園の関係者が「今の2年生が卒業した後から新しい部員を受け入れる可能性があると聞いています」と話したという。PL学園は立て続けに部員による暴力が発覚し、2013年2月にも暴力事件が発生して6カ月の対外試合禁止となっている。

 伝統的に上級生が下級生を従わせるような体質が残っているようで、その体質をいったん切るために、伝統をいったん切る形となる。

 西日本スポーツではPL学園野球部の池田部長が「はっきりしていない。未定という段階」と話しているものの、否定はしていない。

 

どんな体制に

 PL学園は暴力事件があったり、先輩後輩関係の厳しさが報道されているにもかかわらず、今年も謝名堂陸選手やネイサン グルラジャニ選手、U12代表だった椋本恵加選手など、中学時代に活躍した選手が入部しプロ注目選手となっている。

 野球部が募集を再開したとして、またこのように中学時代に活躍した選手を集めるのか、それとも部活として入学した学生で野球をやりたい選手が入部するという普通の形になるのかは分からない。

 また、今は2代続けて野球の指導とは縁のなかった校長が監督として指揮を執っている。名門PLには多くの出身者がおり、プロ野球で大活躍をしている選手も多い。しかしOBは野球部の体質を経験してきた選手でもあり、PL教団側もOBと学生と接触を禁止しているという。

 新たな野球部では、例えば桑田真澄氏など、柔軟な考え方を持ったOBを起用するのか、それともOBではない他校の指導者を招くのか、その点も興味がわく。

 いずれにしても日本の野球を支えてきた名門チームだけに、今後が注目される。

PL学園高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

春夏合わせて7度の全国制覇を誇るPL学園が2017年度から新入部員の募集再開を検討していることが、26日までに分かった。同校関係者が「今の2年生が卒業した後から新しい部員を受け入れる可能性があると聞いています」と語った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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